11月28日(土)(続)母の愛

 こにゃにゃちは。概ねうす晴れ。遠方もやで霞む。暖か。
昨日と同じだね。プ 街路樹と街路の落ち葉の競演。秋なり。








 赤坂プリンスで会食。お堀端も秋色濃し。花嫁の真っ白な
ドレスがまぶしい。記念写真を撮ってたよ。小津の世界。







 その人が言うには、社会性つうのは赤ちゃんが最初に見る
お母さんとのアイコンタクト(愛コンタクト?)で始まるん
だそうだ。赤ちゃんは何故か分かりませんが視線追従します。
諸君も赤ちゃんを見かけたら試して見るといいよ。赤ちゃん
を見つめると必ずその視線を追います。人−人の2者関係。
そしてこれがお母さんが見ている物への視線追従に進化して
人−物−人の三者関係、共有注意の形成に至ります。共感回
路の形成ですね。だから赤ちゃんの社会性形成の第一歩は
お母さんなのです。この時、笑顔とか声掛けも相乗効果を
発揮するそうです。









 でも不思議なのは、この赤ちゃんの時の報酬性アイコンタ
クトが青年になると眼付けとかの嫌悪性にかわることもある
っつうことだす。ま、表情にもよるんでしょうけどね。プ
これらは「表情と視線の交差仮説」と呼ばれてますぅ。










 もう一つ、お母さんがメタボだと赤ちゃんも生後肥満で
海馬の発達が悪くて記憶力が落ちるとか、逆に食べなさ杉で
も赤ちゃんの不安行動が目立つとか言われてますが、これら
はみんなマウスでの話し。ヒトの母子間でのバイオコミュニ
ケーション(栄養状態が子供に影響するのか)は全く分かっ
ていないのれすね。だからヒトに関しては上記は未だ推測、
仮説の域を脱していません。









 自閉症(Autistic Disorder)は遺伝要因だから治療では
治らない、とか言われてましたが、近年継続的で計画的な
訓練によって改善することが分かってきました。こういうの
は脳神経科学の良い成果でしょうね。ドパミン報償系によっ
て未発達の神経回路を強化するプログラムだとか。これも
お母さんのアイコンタクトと話しかけと褒めること(褒めな
い、少し褒める、最大限に褒めるの組み合わせ)を基本に
しています。










 母の愛ってすごいな♪ 単に産むだけではなくって人間を
自我を存在意義を作り出しているんだからね。なにしろ生ま
れたての赤ちゃんは何者でもナインですから。総てお母さん
が創造したといへるでしょう。いや半分くらいかな?自分の
努力で立派な人になるっつうのも半分はなくっちゃね。プ
でも、「母親を見ればそん人の半分は分かる」というのは
半分真実かもねかもねそーかもね。ダハッ