7月29日(金)こっくりこっくり、コクリコ坂に登ったよ



 こんにちは。うす曇りときどき雨一時晴れ間つう不安定な
天候。やや涼しかったが湿度高し。遠方湿気で全く見えず。
あまりに湿気がつおいと金魚みたいに口をパクパクしちゃい
ますぅ。








 人間いろんな側面があり、一言で決めつけるのにはそぐい
まへんが思いっきり感性的にいへば、
星新一:ひらめきの天才。あらゆる束縛から放れた発想。
小松左京:壮大な文明論。人を信じる力。ポジティブな大人。
筒井康隆:シニカルな批判精神。おつむよ杉で喧嘩っ早い。
つうのが僕の感じ。でもツツイさんが一番好きだったですぅ。












 帰りに「コクリコ坂から」を見てきた。
三丁目の夕日」みたいなレトロな風景が良かったな。東京
の、車持ってるドラ息子のデート先はだいたい横浜だったで
す。第三京浜横羽線、または横浜新道などを通って山下
公園、元町、中華街、港の見える丘などなどの異国情緒。
ふ〜ん、あの辺があんなにみすぼらしくって、自然が豊か
だったんだ。つう感慨。ポンポン蒸気船とかもなつかすい。









 物語的には平凡なんだけどね。高校の文化部の部室を守
る話しで、昔しのお宅がたくさん出てきて面白す。いた
いたこんなのが!とか、そーいえばこんなおにゃのこもい
たなあ!とかのノスタルジー。各人がじびんを誰になぞらえ
るのかは、各人の自由れすぅ。ぽきゅは生徒会長かなあ?
いや、もっと地味に天文部のお宅とか。プ










 そして興味深いのは父性について考えさせるところ。それ
とオヤジ世代の友情とか。男は黙って責任取ろうよ!とか。
悟朗さんもそこんとこ突き抜けたかもね。りっぱ、りっぱ。
エライ親父との折り合いの付け方って、けっこう難問だと
おもいまふよね。で、途中のどこかで一遍泣いた鴨。











 ま、こりは元々涙もろい性格ですから、なんの感想にも
ならんけどねぇ。















ガチョ~~~ン
















 主人公の海(メル)ちゃんの物言いが突っ張った言い方で
最初は臭杉とかおもたが、最後は納得。背伸びして無理して
たんだ。(こりも演出なのかなぁ?)