2月6日(金)人はなぜ宇宙に胸躍らせるのか


ごんにちば。快晴。風強し。でも遠方は霞む。浅間山の影響かな?







 我々は何処から来たのか。30億年まえに生命の種が誕生した
と言われてますが、同じような惑星が他にもあるのかな?という
探査船ケプラー木星の衛星エウロパへ向けて飛び立ちまする。
また太陽系外の惑星を見つけてその反射光を分光して生命の痕跡
を探ろうかつう試みも始まりました。地球は孤独な惑星なのか?
地球型惑星は無数に存在するという予測はありますが、今将に
その探索の第一歩が踏み出されました。








 天文学電波望遠鏡とかX線望遠鏡とかで大分遠くまで分かる
ようになりましたが、最近はスーパーコンピュータで星の成り立
ちをシミュレートする計算天文学が流行ってますよ。これで地球
の出来方や月のできかたが良く再現できるのです。もっともっと
高速化が進むと、そのうち宇宙のでき方がシミュレートできる
かもね。







 人間はなぜ宇宙に惹かれるのか?それは我々が大きな海原を
みて自身の存在の卑小さを思い、それがまた爽やかな開放感を
もたらすのと似ています。137億光年の広大な宇宙の中の小さ
な青い地球の美しさを思うときもまたとても爽やかな感情で癒さ
れます。それに全てが調和して美しいが、しかし手が届かない
という永遠の憧れのこころを想起させます。







 砂漠の満天のむらさき色の星空や熱帯の晴れた夜の南十字星
夏の夜の山小屋から見た天の川なんかを思い出すと、荘厳な思い
とともに、我々は孤独じゃないんだという暖かな啓示に包まれ
ます。でも、地球も宇宙、ここも宇宙、心も宇宙、ぜーんぶ宇宙
だーい!