12月1日 当たり前の中の宝石

こんにちは。晴れときどき曇り。
世間は早くも師走入り。やり残した事、たまった宿題は今月中に
やらないと年越し蕎麦。ローゼン閣下も越年かな?僕は積読本を
整理しなくっちゃ。年賀状も準備入り。とほ






 創造性つうのは突然まったくかけ離れたものを思いつくことでは
ありません。それまでの積み重ねのなかで、じっくりと美味いワイ
ンが発酵するように成熟したときに現れるあと一歩なのです。
ですから時代の機が熟してきて、ごく当たり前の事柄の中からの
ほんのちょっとした変異が大発見なのです。ニュートン万有引力
も一石博士の相対性理論もみんなそうなのです。そう当たり前の大
海の中からキラリと光る一粒の真珠を見つけるようなものですぅ。







 そういえば、特許もそうですね。ものすごく面白いアイデア商品
を思い付いても大発明ではありません。そういうものはニッチな
オタク商品で事業に大きな影響を与えることはありません。では
何が大発明かというと、その業界では殆んど当たり前になる直前の
ほんの僅かなタイミングで構成要件を的確に押さえて上手に取得
したものが大きな利益をもたらします。







 しかし、これらは決してパクリではありません。タイミングを
捉えたほんのちょっとした一歩がどれ程大変なものかは、苦労した
人にしか分からないコロンブスの卵です。これはホントです。
では、パクリとどう区別できるのかですって? う〜ん、そうです
ね、ふつうの人は区別できないかもしれない。まるで木々の芽が
伸びるように新しい変化が内在しているからです。







 独創性の権化みたいな芸術もそうですね、その時々の流れから
離れるのはとても難しいです。ロマン派とか印象派とか。でも
そのなかでも際立った個性は発揮できます。






 とか、気張って書いたら詰まらない。でも、ごく当たり前って
思ってスルーしているものの中に大切なものは隠れているって
ホントだと思う。その物自体は変わらなくっても、何と言うか
見方さえ変えれれば、それは見つかると思うんだ。恋人だって
すぐ近くにいるかもよ。フッ





 ふと見ると、東京タワーが七色の虹のように輝いてから、白く
キラキラと光ってた。今見たらまた元に戻ってたよ??