儲けて何が悪いのさ


おはよー!と張り切るほどの天気でもない。シトシトじめじめと
小糠雨がしのつく陰鬱な空。って、こんなのたいしたことないや。
おフランスの冬は半年くらい厚い雲に閉ざされていて陰鬱の極み。



とか、朝からブー垂れて機嫌が悪い。これが諸君にもうつらなけれ
イイのですが。ところで、ふと思ったことがあったので忘れん内に
書いとことか思い立った次第。
「金を儲けて何がわるいのだ!」つう声を聞いて、前は「そうだよな
何も悪くないよな。適法に自分で稼ぐんならむしろ好ましい。」
とか思ってた。しかしー、なにか嫌な気分になったのは論理と感情の
乖離であったのだろうか。




例えば、昔は大勢でマンモスなんかの狩をした。さんざん苦労して
仲間も怪我をしたりして漸く落とし穴に追い込んでし止めた。
そこで一番活躍したやつが「この肉は半分もらうよ。オレが大活躍
したんだからな。」とか威張って私有化した。するとムラビト全員は
イヤーな気分になるのだろうな。つまり富の分配の問題を市場主義は
獲ったもの勝ちにするキライがあるので嫌われると。




私有が出てきたときに宗教も出てきたとの説に接し、みんなで分け
合い労わりあう社会から、競争社会になり後ろめたさから原罪の
観念が生じたのでわ?とか仏教の喜捨とも関連して連想した。
だから我々も反省無い儲け至上主義(市場主義?)者にそこはかと
なく違和感を感じるのではあるまいか。


おっと、ではまたのち程、ひとまずごめん。