4月1日


こんばんは。快晴で始まった新年度。しかし天気晴朗なれど風強し。
四月馬鹿つうのがあまり流行らなくなったのは、人々こぞりて一年中
嘘ばかりつくようになったからかな。逆にこの日だけはホントのこと
を言う日になったりして。四月マジすか。





ヴィデオデッキ、何とか初心者用途は習得。VHSのDVDへのダビングに
入った。何しろ物を捨てられない俺が貯めたテープが5万本?(うそ、
ほんとは50本)もあって、場所ばかり取って困っていたのです。
そしたら金曜日に録ったばかりの奴におもすろいのがあった。
「奇跡の脳」とか言うやつ。脳の可塑性とか共感覚とかの話題を取り
上げている。




世の中、自分の経験だけでは推し量れないなあ、と感じたのは
共感覚」。文字を見たり、音を聞いたりするとみんな味になっちゃ
うんだって。カンパニーはヨーグルト味とか。だから食事中は何も
見ないし話しもしないで味が混ざるのを防ぐんだって。でも生活上は
目も耳も閉じる訳にはいかないからイロエロな味が始終してるから
グミを100個以上食べて紛らわしてるんだって。






この奇妙な現象は知覚中枢(視覚、聴覚、嗅覚、触覚)が味覚と
脳内で連結されてるから起こると茂木くんが解説してた。
子供の頃は感覚分離が進んでなくって、それが大人にまで引き継がれ
ている人はけっこうな割合でいるらしいんだ。数字が色にみえるとか。
いろんな能力の人がいて、それぞれ苦しみを抱いているのですが、
人の能力を羨まずに補え合えればいいのではないでしょうか。





で、そのあと生まれてからの出来事を本から何から全部記憶している
人の例がでていて、やはり共感覚のミックスで記憶するらしいのです。
表面的なものをそのまま記憶するだけで、例えば文章の文意の
理解とか物の裏に隠れた法則とか人の表情の変化とかのつかみが出来
ないらしい。つまり一つの能力が突出すると失われるものもあるとか。
ディテイルよりもアバウトのほうが意味記憶には有利?





ま、いずれにしてもイロエロな能力の人が集まって人間社会を形成し
ているんだなあ!とか一枚ウロコが落ちる経験ではありましたですよ。
ではでは、お寒いところ気をつけてね。明日までは寒いらしいですぅ。
おやすみなさりませ。また、お会いしましょう。