10月15日(水)備忘および人間観

 一転、弱雨降ったり止んだり。深夜の19℃から14℃まで単調減少。夜は少し肌寒い。





 
 新たな系譜学をもとめて‐ 跳躍/痕跡/身体:東京都現代美術館(MOT)

 「先の見えにくい不安な時代、人は確かなものとしてまず自分の身体を確認しようとします。この身体にある感覚や記憶、知恵がどこからきたのか痕跡をたどろうとするのです。ダ ンス、能・狂言や歌舞伎などの伝統芸能、演劇、スポーツ、武道などの身体表現は、言語を超えたコミュニケーションとして、あるいはローカルなトポスや文化の記憶として、私たちの精神生活に深くかかわってきました。にもかかわらずそれらの多くは、アートの歴史において、モダニズムの価値観からとりこぼされてきたのです。」だってYO−!

 野村萬斎の総合アドバイスにより、身体性と芸術が始まりましたよー♪ 系譜学って何だろ?なんかおもすろそーだから、備忘。その内に見にゆこ。情報に偏った現代、かだらに帰るって極めて重要だと思うんだ。でも、かだらっていうと痛みとか病気とか痒みとか嫌なイメージを排除してもイイのかな?なんか綺麗ごとだと薄味になっていくような希ガス。皮肉は一見に如かずだから是非行ってみたいとおもほゆ♪(宣伝)






 人間観:物理主義より

 仮に、生物の心が物質によって決まるとしよう。大人しいヒツジから獰猛なハイエナまで、そのココロはすべて遺伝子によって決まるたんぱく質(イロエロな脳内化学物質など)でコントロールされることになる。時には、外部からの化学物質(アルコール、ニコチン、麻薬、ハーブなど)にも影響される。つうことだと、獰猛な悪魔から優しい天使まで、その性格スペクトラムはかなーりの広がりを見せると思うんだ。

 現にタケシが「アウトレイジ」で描いたような残虐非道な人間から、市川卓司が描くような「優しい人間」を通って、マザー・テレサやマララさんのような愛の人まで、その幅は極めて広いと言へるでせう。そのような見地に立てば、人間を狭い一つの類型にはめ込むのは大きな間違いであり、そのような狭い人間観の貧困がまた、イロエロな争いを引き起こすのでしょうね?

 いやいや、人類のスペクトラムどころか、一個の人間の内部でさえ、その性格スペクトラムは想像以上に広いものでというのが、近代の認識でしょうか?ちみの中にも天使もいれば悪魔もいると。いやいやその大半はごく平凡な常識人なんすがね。テヘヘヘ