これは良い話をありがとう。
こういう話を聞くと「人間の可能性は無限だなあ」 などと楽観的な気持ち
になれます。まえにこんなエントリを書きましたが、瞬間的に細部まで
記憶してしまう能力とか。人の才能を認めると同時にそれはそれぞれ異
なったものかもしれないな、という柔軟さや寛容さが大切ではないのでし
ょうか。だから自分にその才能はなくてもほかの可能性は必ずあるという
確信とか。
とくに音楽や絵画は言葉によらずに直接、精神に沁みこみますから、
この世の生の意味をそのまま理解できるのでしょうか。グールドのバッハ
は一日中聞いてたこともあったなあ。人間が退化しているので無ければ、
今現在もゴッホやバッハやシッダルタやイエスや北斎や過去の偉人、聖人
と同じ資質の人々は大勢いると思えますから、現在を必ずしも悲観する
必要はないのかも。でもより上位の社会というかメタな状況がそういう
才能を活性化させると思えば、今は閉塞状況にあるのかもしれんです。
ようするに僕は人間の可能性は思っているより大きいかも、つう楽天的な
確信は持っています。ではでは。
