人間を一面から見て笑うなよな プ

こんばんは。肌寒いくらいの小雨の休日。もう長袖を出そうかな。
長月もあっという間に通り杉て、明日からは神無月。早いね。これから
年末に向かって更に加速度がつくのであろうか。




俺もけっこう色んな人を見てるけど、人をひと言で語るっつうのは危険
ですね。つまり人間には多様性があるというか、とても多面的なのです。
イロエロな顔があり、日により気分により立場によりコロコロと変わり
得るのです。正に「人間、三日見ざれば、剋目して見るべし」でしょう。
正常も狂気も、マジもアホも、エロも堅物も、みんな一人の人に詰まって
おーる。




でも、これじゃあ日常生活を送れないから、ある傾向で統一した衣を
纏っています。でもこれはあくまで表に表れる顔ですから、素顔とは
ちょと違いますね。ま、ときどき人格を統合し切れない方もいるらすい
ですが。たとえば、まじめな政治家が夜はサドだったり、経済学者が
ロリコンだったりとかは世を騒がせますよね。ほんとは騒ぐに及ばない
人間の本性なのですけど。





ですから、その人のある一面だけを取ってラベルを貼り付けることは、
とても危険なことなのです。それ以外のあらゆる可能性を意識から
摘み取ってしまう事になるからです。その統一した(と思われる)人格
に記号をつけたのが名前かな?さすれば名前もラベルの一種かもしれん。
すると名無しとか、状況に応じたハンドルとかが実は一番人の本性に
マッチしているのではあるまいか。





人の名前とか権威に媚びず、また卑賎を見下したりしない態度こそ、
人間に対する場合に適当な仕方なのではアルマイト。証券会社の営業
よりも街でゴミを拾ってるオジサンのほうがよっぽどエライと思う事は
よくありますよね。かようシカジカで心掛けてはいるのですが、実際は
なかなか難しいことですぅ。でも心がけは大切ですよね。




最近、自己正当化が目だって多くなったのは、何がしかの原因と言える
ものがあろうかと思われまするが、今日はもう、もやすみなさいまし。