7月8日(土)温風至、暑気で暖かな風が吹く頃。

 今日も白っぽい快晴。23℃〜33℃、59%。




 環境の影響とは:

 若い頃、人は自分一人で育ったと思てますが、その内にイロエロな周りの人たちがいて、今の自分がいると分かるようになりまふ。真っ新な容器である自分に、注ぎ込んで今の自分を作ったのは、周りの環境(経験)なんですねィ。もちろんこれには人間関係ばかりでは無くして、本とか藝術とか住環境とか、自然環境とか、周囲の全てを含みます。でもその器は勿論遺伝的な要素が大勢を占めますから、人間ってのは環境(経験)と本性(遺伝)とのバランスの成果なんす。


 而して、孤立・閉鎖した環境下で上下関係の顕著な者どもが集うと、各個人はどのように振る舞うのかっ?これがここ最近露わになった社会現象だすぅ。(いや、むかしNHKのアナウンサーがタクシー運転手を蹴飛ばしたことはありましたが)日頃鬱屈した心情を抱える上位者は、下位者を思いっきりいたぶって憚るところを知らず。それが閉鎖空間では、増々エスカレートしてしまうと。これは昔の陸軍内務班から現代の閉鎖的な学校環境にまで、苛めの温床になっていることに通じます。クローズドつうのが鍵なんですぅ。状況がオープンになってれば、上位者にも少しは抑制が掛かるのですが、誰にも分からないと思うと、歯止めが無くなるんすねィ(これは飲酒の脱抑制と同じなんすね?)。すかす近年のICレコーダーやスマフォなどの録音環境を皆が認識するようになれば、このような人間本性の解放が少しは収まるやも知れず。その内レコーダーも米粒のようになって、何時でも何処でも誰とでも録音でけるようになったれば、人は常時その本性を隠し通す必要が出てきまふ。そんな時代がイイのか、はたまたワルイのか?・・・でも、人の発話をAI(人工知能)で分析して、人工音声をその人クリソツに再現する技術も既に実用化されてマスカラ真贋の判別自体も増々難しくなるのでしょうね。技術の塞翁が馬現象(追っかけごっこ?)、そのとどまるところを知らずと。どもども。




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