脳内物質(DL=0/10)

ふと思いついて友人にメールを入れて見た。
「アルコールって脳をしびれさすの?」さっき見たら返事があった。
ちょとくどくどしているが「間接的だが痺れさすよ。」だって。


本能を司る古皮質には二つの中枢があって、一つ目は快感を制御する
「情動中枢の扁桃体」、もうひとつは感覚連合野からの諸情報を整理して
前頭前野へ送る「記憶中枢の海馬」なんだって。それで、アルコールは
扁桃体を刺激してそこから視床下部ドーパミンを出すように指令する。
で、ドーパミン前頭葉に快感を伝えるらしい。これが痺れる事みたいだ。


この扁桃体つうのは報償系とも言われていて、成功体験をドーパミン
かえて人類の行動を善導するらしいのだが、「アルコールで簡単に手に
入れちゃいかんね。」とか説教を垂れた。


その彼自身もワーカホリックでランニング・ハイで原理は同じようだ。
要するに「ご褒美がほすいの」。タバコとかストレスも副腎を介して
同じようなルートを通るし、○○中毒と云われる物はアドレナリンとか
グルココルチコイドという物質を通して同じような報償系を構成する
ようだ。(○○には競馬、競輪、パチンコ、ネット等なんでも良い。)


しかし人間の思考は全て、こんな物質共に制御されてるのかなあ?
哲学とか宗教とか倫理とかぜーんぶそうなのかな???ウソダロ!