9月8日(日)草露白。馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできません。

 靄がかった薄晴れ時々うす曇り。25.5℃~33.6℃、57%。1800歩。熱帯夜&真夏日

 

 貨幣とは:

 おあしが少ないもんで最近は却って興味が湧いてきますたよっと。経済論的に貨幣は何か?つうと「現金と預金」になりまふ。いわゆる流動資産ですね。すかす金融機関(銀行?)にある現金は貨幣に含めません(未だに市場に供給されていないからですね)。
 マクロ経済政策では中央銀行(日銀?)が市場の貨幣量をコントロールするという。こりを貨幣の外生説と言ふ。一方、貨幣の量は日銀が意のままに増減できないで、それを必要とする需要に依存するってな内生説がありまふ。こりは天動説と地動説のように言い争っており未だに定説はあーりまへん。

 アベノミクスは天動説に沿って貨幣をいじくろうとしましたが、結果的には成功しませんでした。日銀がいくら貨幣を刷っても市場の貨幣は増えなかったからです。やっぱし実体経済が動かないと、実態の貨幣も動かないという内生説の方に軍配が上がりそーですね。

 すかす外生説的にコントロールできる局面もあるから、こりは天動説や地動説のように択一の正解ではないでしょう。絶対的にある説を信じた政策には、かなーりリスクがあるということでしょうか?超円安リスクや株価や不動産のバブル状況が現在の大きなリスクになっておりまふ。

 とか言ってても、資産のない庶民はほとんどリスクをヘッジできないですから、激しく変動する経済の波間に漂って、流れてきた木にすがるくらいしかできないんすね。タハハハ