8月16日(水)朔。京都五山送り火。いいとこ取りはダメですよ。

 もくもく雲の多い晴れ、時々曇り、時々通り雨。25.5℃~32.2℃、68%。8000歩。熱帯夜&真夏日。南風強し。日本海に抜けた台風7号の影響か不安定な天候。

 

 環境アセスメントとは:

 EV(エレクトリックヴィークル)はガソリンを使わないから環境にイイ!とか言いますが、これは使用場面での話であって、原材料、製造時、廃棄時などトータルライフサイクル於いては果たしてどーなるのか?という見地は往々抜けがちです。

 EVに使われる大容量バッテリーはその製造時に莫大なエネルギーを使うし、鉱物資源の採掘、精錬にもエネルギーを使い、トータルに見れば内燃エンジン車よりもCO2を多く発生させます。

 こりはすべての環境に優しいとゆわれてる製品にも当て嵌まりまふ。ソーラーパネルはその原材料が殆ど中国製ですが、パネル材料生産時に石炭火力をたくさん使います。廃棄にもエネルギー使うし、なにより稼働場所の山林を荒廃させたりして環境を直接悪化させたりもします。

 家電製品もそーですが、特に原発などは発電時の効率のみを追い求めてトータルライフサイクルの見地がすっかり抜け落ちてしまい、放射性廃棄物の処理さえ全く見通しが立っていないといふお先真っ暗感満載だすぅ。

 そもそも見積もり自体がお手盛りで、コスパがダントツにいいように見せて、その実トータルではコスパが悪いというのはオリンピックや万博の見積もりとおんなじです。アフターコストの見積もりが常に甘々で、後になるほどコストが膨らみ、しかもそれに対してだーれも責任を取らないと。いわゆる一つの「言ったもん勝ち」の世界なんすよ。

 つーことで、最初の見積もりだけではなく、いくつものチェックポイントを設けて、その都度トータルコストの見直しを行い、その差がある設定値を超えた時に続けるか停止するかの判断を行うべきでしょう。始めたら最後までそのまんま突っ走るという無責任はやめませうぅぅぅ!ドーデスジャロ?