8月2日(水)満月♪大雨時行。民主主義には選挙以外にイロエロなフールプルーフが必要なのです。

 白い雲の晴れ、のち快晴!24.0℃~34.7℃、53%。暑気戻るも、もう少しで熱帯夜&猛暑日。南風時に強し。おお、満月が煌々と輝いてまふ♪ 8月の満月をスタージョンムーンと呼びます。8月にチョウザメスタージョン)の漁が始まるからです。

 

 街で見かけた暴言とは:心に余裕のなさ指数。

 有楽町へ買い物に出る。外は暑し。暑さの所為か、心に余裕がないのか、若者の暴言を2度も視認す。最初はバスを降りたところで、若いのが前を行くおじさんに「どけよ、じゃまだな!」といったら、おじさんも「なんだとう、その言い草はなんだ!」と言い合いになりまひた。二度目はメトロを降りたところで、前を行くおばさんに、後ろから来た若いのが、「どけどけ、じゃまなんだよっ!」と怒鳴ると、おばさんがぺこぺこ謝ってました。日本人の他人に親切にする割合(思いやり指数?)が140か国中で毎年最下位グループなのもむべなるかな。ザンネン

 

 選挙万能主義とは:

 選挙に勝ったら国民の信託を受けたのだから、つぎの選挙まで何してもいいのだっちゅう考え方ですね。選挙絶対主義とも申します。これが低能の思考停止的態度であることは明白です。

 そもそも権力を委ねるときに、将来の政策すべてを許容しているわけではないし、選び方や選挙制度にも依存する暫定的な結果に過ぎません。ですから選挙以外の合法的なあらゆる手段を尽くして、権力をチェックしなくてはなりません。

 選ばれた後で、心を翻して国民の為にならないことをやるかも知れないし、選ばれる前から下心を隠して当選するかもしれません。選挙自体も合法、非合法にズルして票を集める可能性もあります。壺とか桜を見る会とかカネのバラマキとか。

 ですから政治権力を監視し、制限するあらゆる手段が必要になるんです。例えば米国の銃器野放しは、憲法にも書かれているように選挙で選ばれた権力者が国民を虐げたり、国を傾けたりしたとき、民衆が蜂起できるようにと規定に定められました。選ばれた政治家が選ばれたことを以って全てを正当化できないことが分かっているから定められた安全弁なのです。だから銃規制がなかなか進まないのです。

 銃器に訴えなくても、デモやストライキで権力者の施政に物申すのは、選挙制度にあらかじめ組み込まれた安全弁でもあります。もちろん健全なメディアのチェック機能や市民の集会によるアピールも必要です。

 選挙で選ばれたことは国民の正当な代表としての資格は与えますが、国や国民の全てを委ねたことではありません。もしすべてを委ねられて好きなことが出来るのなら、それは民主主義ではなく、権威主義・独裁主義になってしまいます。正当な選挙で選ばれたナチスが権力を握り独走した例もあるので、あらゆるチェック手段が必要なのは言を待ちません。かな?

 前大戦中のフランスのレジスタンス(テロ?)や米国のような銃器の使用まで許容するかどーかは、大いに議論のあるところです。でも、奴隷的忍従を強いられるよりかいいかもね?アリャリャ