6月7日(水)蟷螂生。心のボス。

 薄い雲に覆われた白っぽい晴れ、夕方から少し雲出る。17.0℃~29.6℃、39%。1600歩。もう少しで真夏日。台風3号が南海で発生した模様。またどこかで右折して日本列島に向かうでせう。ヒヤヒヤ

 

 動物に「心」はあるんか:

 こりは心の範囲にもよります。原始的な心の萌芽から大脳の発達した複雑な心までイロエロな階層があります。進化的に最初の生命から人間まで、すべてのステップが連続だとすれば、心も連続である筈です。まず始めは視覚の形成かな?それから痛みを感じるとか。その後感情の原初的なものが出来て、それがだんだん進化して大脳により意図、推論、判断などのより複雑な心が進化上適応的になったと考えれまふ。

 魚は釣る時にジタバタするから痛みを感じてそうですね?昆虫は足をもぎってもどこ吹く風だから痛みはないと。鳥類や哺乳類は勿論痛みを感じてるでしょう。意識というのはかなりの生物にあると思われますが、最初の「意識の座」は視覚の中枢@視蓋という処にあって、鳥類や哺乳類になって初めて大脳に移ったと考えられます。

 自己認識というのは心の高度な働きですが、これは鳥類と哺乳類の一部で認められます。昆虫やエビ、カニなどの節足類にも心の原初的なものはありそーです。ピーコックスパイダーなんてクモ類はメスの気を引くために、孔雀と同じように振る舞います。

 意識の特性として「存在論的還元不可能性」というのがあって、こりは「観測者は対象の心的経験を観測できない」というものです。ですから他の動物や他の人間でさえも直接に心の有無を確かめられません。こりは対象のイロエロな反応を観察して行動学的な証拠を集めるしかナインすね。

 本当に心があると分かるのは結局自分だけなんす(唯我論?)。ここが心の研究が客観的な科学的検証に適さないところです。ま、ビッグバンだって直接観測はできないのですから、合理的な推論で心の諸現象の発生機序が説明できれば、それは大きな進歩と言えるです。意識の進化的な起源に遡り、一歩一歩積み上げるしかないような気がします。神経生物学、進化研究、心の哲学を統合した学際的研究が重要です。

 どこに脳みそがあるか分からないような、蛸が結構頭がいいという噂があるが、タコの研究もおもすろそーですね。ジャンジャン