8月21日(日)仕事の9割は仕組みで決まる。

 曇り時々薄日、少しパラパラ。23.8℃~29.0℃、68%。4200歩。ふつうの夏日。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は24780人で前週より9%の増加、重症者は144人、死亡29人でした。高止まりまたはリバウンド?

 

 働くとは:仕組みに依存します。

 ただやみ雲に働く人がいますが、これはたいてい徒労に終わります。働く前に、まずじっくりと仕事の仕組みを考えるべきなんです。

 例えば、「1から10000まですべて足しなさい」と言われて順番に足していったら早くても1時間くらい掛かるでしょう。でもこの数列を逆に並べて、それぞれ足したら10001が10000個できるから、10001x10000=100010000これを2で割れば50005000というのが答えになり、やり方の仕組みが分かれば1分も掛からずに出来てしまいます(ガウス少年)。

 例えばトヨタJIT(ジャストインタイム)方式が分かれば、在庫を増やさず部品を必要な時に必要なだけ揃えられるので仕事を効率よく行えます。これは部品の置き場を整理してアドレスできるようになっていれば、足りない部品、必要な部品がいつでも誰でも分かるようになり、事前に補給できます。

 例えば富山の薬屋さんは、薬一式が入った薬箱を家庭に預けて置き、年に数回使った分だけ補給してお金をもらいます。商品をプッシュするのではなくして、プル方式で売るのです。どこかJITに似ていますよね。

 最近、「コロナ感染者を数えるのは大変だからもう止めたいよ」という悲鳴が上がっているというニュースがありました。これは医者が診療を終わった後、保健所に報告するフォーマットに入力するのにメッチャ手間が掛かるからだとか。とにかく人手入力が多いんです。診療時に電子カルテを作っているはずだから、ここから必要なアイテムを抜き出して報告すれば手間は掛かりません。そーゆープログラムを柔軟に作れないから、徒に手間が掛かるんですぅ。

 というところまで来ると、本質はそのようなディジタル人材を作れないからだと分かります。2年前から言われてるのに、いまだにFAXのデータを手で集計しているから、百年河清を待つなのかな?これぢゃ台湾、韓国に負けるのもむべなるかな。アリャ?