10月16日(土)国民が選挙に関心を持たなくて一体誰が持つというのか!

 終日曇り。18.9℃~23.2℃、74%。5500歩。ようやく夏が去った感じです。明日からまた一段と涼しくなりそーです。

 

 ことばのインフレというのを聞いた:

 最近は言葉が無駄に冗長で意味もなく垂れ流されている、というのを聞いてホントだと思いました。本来は「要にして簡」というのがコミュニケーションの要諦であり、言葉に、いたずらに冗長性を持たせると却って正確性を損なうと言われております。例えば「来た、見た、勝った」とか「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」とか。でも文学としては少し物足りないですね。日本はもともと和歌とか俳句とかの伝統があるから、文学でも簡潔な表現の中に余韻を持たせるのは得意なはず。言葉がインフレになったせいで軽くなったとも言えます。特に政治家の言葉が軽すぎて、みんな空気の中に溶けて消え去ってしまいます。言論、議論を職とする者にしてはまことに残念なことです。さー選挙の季節です。政治家の言葉の端々から真実をつかみ取るのは、民主主義における市民の役割であり責任です。がむばろー!

 

 ブートストラップとは:

 こりはコンピュータ用語で、コンピュータを最初に起動するルーチンを呼びます。靴の後ろにあるストラップを引き上げて靴を履かないと歩き出せない例えかな?日本は30年間年収が上がらず、後進各国にも追い抜かれてますが、未だにブートストラップ(最初の切っ掛け)論争をしています。いわゆる成長が先か分配が先か?ですね。アベノミクスはずーっと企業が成長すれば、その富がしたたり落ちて労働者もうるおうのだと言ってましたが、富は企業や上層部に溜まったままでした。30年間の反省に立てば、今こそまず分配をして内需を盛り上げ、もって上をも潤すの策しかないような気がしませんか?一度試してみてもばちが当たらないような切羽詰まった状況です。穴を掘ってまた埋めても経済が回るのなら、国民の給料を上げる方がもっと経済が回るような気がしませんか?