7月12日(月)屋外だからOKとはいかんぞなもし。

 白っぽい晴れ、午後薄曇り夕方少雨。21.0℃~31.6℃、61%。5500歩。

 

 リスクヘッジと論理とは:

 昨日、湾岸をずてぃんしゃで回ってたら、バーべーキュー場やビアガーデンは満杯でコビッド19などどこ吹く風でマスクもせず大勢でおしゃべりしてますただ。一見のどかな風景です。が、その裏で感染者がどんどん積みあがっていると。でも65歳以上は5%で極めて少なく大半は若年、中年の人です。ワクチンの効果が上がっていると言えましょう。

 もともと感染症対策は統計的なもので、正確な因果関係は掴みにくいです。すれ違っただけで感染するのもいるし、濃密接触しても感染しないケースもあります。ですから確率的な見積もりが重要なのですが、それも大したデータがありません。勢い怪しそうな行動が次々とやり玉に上げられるわけです。

 3密も当初は∩(AND)で全て揃ってリスクありとしていましたが、変異種が流行ってくると∪(OR)になり1つでも密があるとリスク大に変化してきましただ。でも、ホントは咳やくしゃみ、発話、発声がなければ飛沫が飛び散らないので、密状態より飛沫の元が重要なのに、3密とかをモットーにするとそれだけに目が行って真の原因が隠されてしまいます。

 すなわち黙って玉をはじいているパチンコ屋よりも、野外で大勢がお喋りしながら飲食しているバーベキューの方がリスクが高いと言えるでしょう。美術館や博物館、映画館、コンサート会場、なども咳したりお喋りしなければ比較的リスクは低いと言えるでしょう。競技場だって大声で応援したり、歌を歌ったりしないで拍手だけならリスク少と言えるデス。それでもリスクゼロではないから少数の感染者はでるかも知れないが、リスクが無いものがあるんか?つうとどんな行為にも必ずリスクが付随します。

 ただ街を歩いてるだけでも、とても小さいけどリスクはあるんすね。リスクを言い募ってたら車にも乗れません。餅はのどに詰まるし、肉は食中毒だってある。ワクチン接種だってリスクはあります。でも、みんなそれよりも大きなメリットがあるから、実施したり行動してるんすね。

 ですから、リスク有り無しのイチゼロの論議をするのは時間の無駄なんですぅ。機序の大本を理解し、その元を断つような行動が望ましいと言えましょう。そこんとこヨロピコ♪それと標語乱発にも気をつけませうね。どもども。