3月2日(月)三寒四温の季節なり。要領良いのもええですが。

 終日寒雨しとしと、夜止む。深夜の11℃から昼の6℃まで低下し8℃まで徐々に持ち直す。V字型なり。湿度96%と高し。寒暖の激しい季節柄、お体にはご留意のことよ。花粉症やや弱まる。ウッシッシ・・・今年は梅も桜もないかも?新緑の季節に期待age。

 

 過ぎたるはなお及ばざるがごとし:単なる感慨。

 人間社会でも自然界でも出来過ぎということは殆どありません。ですからそーゆー現象に遭遇した時は、ちょっとまゆに唾を付けてみるのがええでしょう。余りにも正しすぎる言動や、すっきりとよく分かる理論などがそーです。

 世の中の事は表裏一体のことが多いですから、正しすぎることには同じくらいデメリットもあるということです。人類皆兄弟とかいう宗教や、そもそも人間は平等なんであーるというイデオロギーも、それを押し通そうとして惨禍をもたらした例は枚挙に暇がありません。良いも悪いも一つの方向しかアピールしないのは片手落ちどころか時には詐欺でしょう。(与野党の論戦をビデオで見て。)

 難しい本や論文もあまりにすっきりと分かりやすいのは注意が必要です。STAP細胞騒動のときの最初の反応は、「凄いー!!!」でしたね。トカゲの尻尾みたいに分かりやすかったからです。哲学の本なんかでも、分かりやすい解説書は、そのときは分かってもあんまし頭に残りません。うんうん言って1年以上かけて原文(翻訳でも)を何度も読み込んだのが、後々まで残って身になると思います。

 つーよーな意味では、人生イロエロと苦労した方が結局は充実して送れるような気がします。スマソスマソ

 

 追記:環境保護派のわだぐすが、なぜ気候変動CO2主因説に眉唾なのかは、一つには分かりやすいからです。地球上の気候という複雑系(ものすごくたくさんの要因が、複雑に絡み合っている)を単純化しているからです。確かに多くの要因の中の一つではありますが、それが主因であるとするにはデータもモデルも推論もまったく不足しております。ま、分かりやすいのがプロパガンダの要点ではありますが。ども。