1月21日(月)款冬華(ふきのはなさく)、初大師。

 白っぽい快晴!3℃〜11℃、25%。北西風やや強し。プールだん。満月♪




 脳内現実とは:

 意識の志向性というのはよく知られている。注意を向けていないものは見えないし、聞きなれた声は雑踏の中でもよく聞き取れるという。これをカクテルパーティー効果と言います。脳内の情報処理は強化学習というルール(ヘッブの法則)で行われているという。これは神経結合はよく使われるほど強化され、使わないと衰えるという、筋肉でいうルーの法則みたいなものである。脳はこの機序を、感覚入力の至る所で使っています。いや脳内並列処理のほとんどすべてと言ってもいいでしょう。

 この機序を模擬してシリコン上に構成したのがEGHRアルゴリズムと言います。シナプス結合の変化をその入出力とエラー信号、更に脳内化学物質の効果まで入れ込んだ、1階常微分方程式です。このモデルでノイズに塗れた4つの画像をシミュレートしたら、元の画像が復元されたそうです。これは聴覚、味覚、触覚などにも応用でけるそーです。外部との入出力だけではなくして、内部に保持された記憶痕跡をも動員して、志向されたものだけがよく認識されるということです。

 これらは、この世界をより良く認識するために動物が進化で獲得したものですが、志向してないものは認識しずらいという副作用をもたらしました。まさにはっきりと申し上げて、人間は見たいものしか見えないのだっ!ということだすぅ。ショボーン