曇りのち晴れ間。23℃~31℃、69%。真夏日なり。
トマトの凛々子を7個収穫す。真っ赤っかの赤。今年はカゴメでもろた苗を4本、一つの袋に植えたので余り生りませんでした。あと青い実が8個ほど残ってます。今年はゴーヤーをやらなかったから、もう他に実の生るものはあーりまへん。ザンネン
マニュアル主義と現場・現物主義とは:排他的二元論の罠。
それぞれの業界では、現場主義が流行ることもあれば、マニュアル主義が流行ることもありまふ。「まず生の現実である現場に立ち返ろうよ!」というのが製造現場で流行ったこともあり、「いやいや、まずきっちりとした作業手順をマニュアル化し、どんな素人でも業務がでけるようにしませう。」なんつう飲食業界もありました。専門の職人を抱える職場か、アルバイトに依存する職場か、に拠るところもあります。
すかすホントは両方が等しく必要なんすよ。どっちかに偏ると必ずひずみが発生します。例えば最近の岐阜県による検診結果通知ミスはマニュアル無視の常態化が原因だったです。一方、現場を見ないでデータ上だけで判断したミスには、秋田のミサイル迎撃(イージス・アショア)基地問題などがありまふ。
こないだ見たドキュメンタリーでは、旅客機の前の窓が飛行中に吹っ飛んでしまい、機長が吸い出されて、大事故になるところを副機長やスタッフの必死の操作で無事着陸できたっつうのをやってました。しかして窓が飛んだ原因は?窓枠に止めるネジを前の現物に合わせて、マニュアルを見なかったから間違えた寸法を使用したからだってさー!その前のメンテで既に規定外のネジを使ってたが、ギリギリ使用に耐えてたところ今回のメンテでも同じネジを使ってとうとう限度を超えてネジごと窓が吹っ飛んだと。こんな複雑なケースもありますから、安易に今までの現物を信じるのもリスクありってとこかな?
この問題で一番記憶に残るのは「アポロ13号」かな。致命的な事故で生還が危ぶまれる中、地上飛行主任ジーン・クランツの“Let’s everybody keep cool. Let’s solve the problem, but let’s not make it any worse by guessing.”の言葉で宇宙と地上が一体となり、マニュアルと現場の壮絶な戦い、挑戦が始まって、奇跡的な生還を果たしたと。ウルウル
データだけを信じたり、現物だけを信じたりして、相互確認を怠ると、時には喜劇的なミスマッチが生じる例が多いのは、人間の思考エネルギー節約志向が原因なのかな?思考停止ってのが一番典型的なんだけどね。多少手間が掛かっても、データと現物を突き合わせるほうが、トータルとしては有効なのではあーりまへんかィ?どんもどもども。