8月16日(火)台風7号接近で不安定な天候。意識は当てにならんでよ!

 
 概ね曇り、午後驟雨、夜半から本格的な強雨。24℃〜32℃、81%。プールの帰りに豪雨のシャワーを浴びるなり、トホホ


 立ち読みシリーズ:オウムと理系秀才

 あんまし学歴の無い松本智津夫がなんで高学歴の理系秀才を心従させ得たのか?つうのが週刊新潮に出てますた。そのこころは「変性意識状態(Altered state of consciousness)」というものらすいんだ。ふつう科学を志す者は「事実」に基づいて、緻密な推論を重ねつつ、仮説を定説にまで祭り上げます。それがなんでカルトの出鱈目に嵌ってしまうのか?ここに今まで科学が「意識」というものを真剣に取り上げてこなかった陥穽があるのです。デカルトの認識主観絶対主義が科学の発展をもたらしましたが、この「我思う」を全ての上に置いた態度が、自分の経験を絶対視する危険をも齎したのです。

 変性意識状態とは、通常の覚醒時の意識とは異なる、一時的に飛んでしまった意識状態をさします。それは宇宙との一体感や強い至福感、全能感などをもたらし、時には世界観を一変させる程の意識変性を惹起します。そのような変性意識体験は、禅や瞑想あるいは山岳修行、断食など精神や肉体を極限まで追い込んだ状態すなわち宗教的修行でも到達できまふが、麻薬や催眠、暗示、などの洗脳でも導入できてしまうリスクがありまふ。そして1度体験してしまうと常識から離脱して、尊師への帰依が絶対的なものに変わってしまうんすね。これは脳の「思い込み回路」全開状態ですから、どんな秀才でも、自分を冷静にメタ認知できなければ脱出できません。いやぼくだってちみだって、人間である限り誰にでも起こり得るリスクですから、充分に注意し杉てもし過ぎるこたーねーでしょう。タハ

 ちなみに「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき 」の著者ジル・ボルト・テイラー博士の体験によれば、脳内の言語野や体性感覚野が壊れたときにも、このような変性意識が現われ、至福感に包まれるそーです。こう言っては身も蓋もありませんが、すべての宗教体験も、実は脳内でごく普通に起っていることなんすね。どもども。








 オリムピック拾遺録:

 「東京オリムピックでも期待しています。(インタビュアー)」とゆわれて、「先のことは断言するなとコーチから言われています。(ウサイン・ボルト)」いいなこの文言!・・・国会答弁でも流行るかも。「先のことは断言するなとお祖父ちゃんからゆわれました。(ソーリ)」とか。アハハハ