12月9日(日)上を向ふひて歩こほほほ♪

 今日も曇りがちな晴れ。7℃〜10℃、32%。年末になると、なんにもしなくても気忙しくなるなあ。イロエロなところにご挨拶とか年賀状とか大掃除とか。





 過ぎし日の面影橋

 昔の人は良く上を向いてました。農業は天候に大きく左右されますから。雲の動きや風の向き、夕焼けや朝焼けを見て天気を予想してました。ご飯粒が茶碗にくっつくとか、猫が顔を拭くとかでも気にするほど天気には敏感でした。そして、太陽や星の動きで一日の時間や季節の移ろいを計りましたのだ。

 また丸木舟で大海を渡って来た海洋民族は、星の位置で方向を定めました。季節ごとに変わるその星を覚えるために星座を作りました。砂漠の民も上を向いて天空に星座の大ロマンスを描いたんでしょうねぇ。


 しかるに現代は、ビルの谷間に蠢く都市住民は、決して上を見上げませんねぇ。俯いて何を考えるのか、暗い顔が多いですぅ。たまにお金が落ちてると3文の得?それとも犬の糞を踏まないように?いずれにしろ情けないです。時には、大空を見上げて、深呼吸してみましょう!そこには薄汚れた空が有るかもしれませんが、時には飛行機雲が尾を引き、また時には渡り鳥が飛んでいるかも知れません。

 夜になると、ビルの隙間から薄汚れた満月が姿を現すかも知れません。運が良ければ、宵の明星くらいは見えるかもね♪昔は、すこし田舎に行けば、新月の漆黒の闇とか、満天の銀河や星々が視認でけたもんです。ああ、そんなときもありき♪大気が澄み渡り、人々がとても優しかったときですぅ。ウルウル