11月12日(土)地始凍、大地が凍り始めるころ。トランプの悪口を言ってみる。

 朝のうち薄雲が残るも、のち快晴!11℃〜18℃、67%。夕空のグラーデーションに黒富士♪




 時間のグラデーションとは:きちがいピエロ。

 目的・意味・意志というようなものは時間の関数なんすね。時間が近いほど明瞭な形になり、遠い時間は靄の中に入りまふ。実際、今日を生きる目的や意味はハッキリしています(例えば、美味しいご飯を食べるとか)が、1万年後、1億年後ははっきりしません。人類も生物も、あるいは地球も、なくなってるかもしれんしねぇ。つう見地からは今こここそが、最もはっきりした目的や意味を持ちうるのかもね♪

 すかす4次元時空上の世界線、世界面、世界体積は全ての瞬間が等価であり、かつ入れ替え可能である。一方3次元に棲む人間には過去はもう無いし、未来はまだ無いので現在だけが生き生きとして眼前にあるのである。だがその現在も実はイマジネーションから発した代物だとすれば全ては幻♪夢のような脳内現実としてみれば、過去は既に決定済みで自由意志など無い固形物だが、場面場面の入れ替えは可能です。未来は偶然の法則下にあり、自発的に何が起きても不思議はない。だから意志があってもイイ筈です。そして現在は限りなく狭まって、だた固定した過去と偶然の意志の狭間を閉じて行くジッパーなんですね。

 それゆえイメージの世界には時間経過の前後も因果率もなく、個別の瞬間が並列に存在しているだけ。これは我らの読書体験にも当て嵌まる構造だと言えるでしょうか。どの足から動かすべきか?理由が全く見つからない哲学的なムカデが動けなくなってしまうように、知性先行型は実践に乏しい。逆にあまりものを考えずに条件反射する動物は先が見えない。人間は丁度この狭間に在って、自発的な平衡の破れに主導されているんですぅ。ジャン So,it goes.そういうもんだすぅ♪






 貪・瞋・癡(とん・しん・ち):むさぼり、いかり、おろかを三毒といふ。

 貪 とん =むさぼり(欲深く物をほしがる、際限なくほしがる)、 瞋 しん =怒り(自己中心的な心で、怒ること、腹を立てること)、 癡 ち = 迷 めい 妄 もう (物事の道理に暗く実体のないものを真実のように思いこむこと)と言えようか?

 アメリカの大統領選挙を見ていて、こんな言葉が頭に浮かんだ今日この頃。貧乏白人の反乱とかいう知識人もいますが、彼らの貧乏はアフリカや中東難民よりか余程贅沢です。もっと悲惨な最下層にちょと近づいてきたから、もっと特権をよこせとわめいているだけです。更に彼らは成金の浴深亡者(排他的独善主義者たち)に躍らされてるだけで、排外主義、人種差別、貧困層への侮蔑と嫌悪という本性を見抜けません。いわゆる一つの痴ですね。

 こないだアメリカ横断の旅を敢行した友人が言ってましたが、「通常、我々が接するアメリカ人は、都市に住む知識層であって、実際はその層はあまり厚くない。中部、南部の大多数は、外国も、文化の多様性も、先端知識も知らないガラパゴスな田舎者なんですぅ。」とかゆってました。田舎者とはちょっと言い杉ですが、要するに井の中の田吾作でやんすね。これらが、成金の排外主義者におだてられ簡単に乗せられてしまいました。

 ま、最先端の知性(これは主に海外からの研究者で賄われている)と、周回遅れのドン百姓(成金と村八分)が混在しているのがアメリカで、このカオスからどんなものが飛び出すのかは、今後のお楽しみ♪南北戦争で南軍が勝ってしもたような状況と言えばいえるのかも?ともあれ、こういう輩は負のエネルギーに満ち溢れているので、しばらくは世界に波及する恐れあり。コワ

 そー言えば、昨日行った増上寺の三解脱門をくぐると、この三毒から解脱でけるとゆわれてたから、アメリカの田舎の皆さんは観光に来るよろし♪



 ふと思い出しましたが、「都市の知識層」対「田舎の貧乏人」って構図は、毛沢東文化大革命下放や、ポルポトの都市住民大虐殺にもあった、些か古い構図かも知れませんね。一言で言えばルサンチマンかも?