9月26日(土)今日も秋の夜長にて

 早朝雨残るも概ね曇り、夕方少し晴れ間。18℃〜24℃、67%。



 認識の基礎:

 時空が現前していることを「今、此処」と言ひます。動物は概ね「今、此処」のみにて生きております。人間のみが、過ぎ去った日々の追憶や来るべき未来に思いを馳せて生きているのですぅ。カントは時空を人間の認識形式に過ぎないと看破しましたが、それもごく狭い範囲に過ぎません。空間的には極微や極大は見えませんし、時間的には超高速や超スローは認識できません。これらは脳内の処理速度や処理分解能に依存した能力不足に起因します。人間が何でも分かると思ったら大間違いなんですぅ。ショボーン




 理論と身体性とは:

 我々は先人の為した理論や原理を後で見るわけですが、それはもともとスッキリと整理された綺麗なものではありませんでした。数学や哲学など論理で体系を組むものは特にそーです。最初は、もっとドロドロとしたカオスから発します。そしてそらのカオスは「常に既に」存在していたものなんですぅ。言語にしろ認識にしろ、まず主体や主観が整理される前に既に環境の中に在って、それが徐々に身体から発生して、形を整えるのですぅ。原初的に慣れ親しみつつ既にそこあったもの(身体?)からすべては始まるのだすぅ。







 裏腹その1:裏腹シリーズ始めました。

 赤塚不二夫のビーテレ録画を見たんですが、彼のオヤジは鬼の憲兵だったんだと。それでオヤジはソ連に抑留され、身一つで家族と満州から引き揚げてえらい辛酸をなめたんだと。それが結構ギャグに反映してまふ。冷たいブラック・ギャグと共に、「そいでエーのだ♪」つう全てを肯定する運命観。彼が怒ったとこを見たしとはいなーい!色んなことを知ってんだけど、自分を最低の人間と位置付けて、決して威張らないと。そーすると、人はバカにして警戒心を解いて何でも話してくれるから、知識が増すんだと。偉ぶってる奴には、何ら広い知識は集まりませんどっと。つまり、「バカは利口で、リコウは馬鹿である。」これぞ裏腹と言わずして、何と言うのじゃあああああ!どもども。  安倍ちんも麻生さんも、表面的にはおバカに見えるけど、それが戦略だったとしたら、田へしたもんだよカエルのション便、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、っと。