9月21日(日)秋の良き日を、蚊に刺されながら公園で過ごす

 すじ雲の高い晴れ。17℃〜25℃、47%。





 公園は秋の草花でいっぱい♪
 

 スルメで、生きているイカが分かるか?メザシで、生きているイワシが分かるのか?極めて心もとない。植物も標本にしたのは色も匂いも無くなってて、実物を反映しているとはとても言えまへん。やはし公園に行って実物を見るに如かずと。いや街を歩き回って雑草(失礼?)を調査してもエエですYO♪

 路傍の雑草にはなぜか帰化植物が多いです。何故なんだぁ?これは自然のバランスが取れた野山では生態系がガッチリとできていて、新参者が入り込むニッチがなかなかナインす。すかす、宅地造成や都会にポッコリでけた空地などの裸地(植生がないところ)は新参の植物も帰化しやすいんです。だから湾岸の埋め立て地や空地には帰化植物がワッサワサなんすね。

 我が国の帰化植物は既に1000種を超えたと言われてまふ。鎖国の江戸時代にはそんなにいませんでしたが、明治になって諸外国との交流や貿易が増えるに伴って増えてきました。帰化植物の数を、その国の文化や経済のバロメータだとする人もおります。一方、自然が破壊された裸地でまず蔓延ることから、帰化植物の生育状態が自然破壊のインディケータだとする学者もいます。

 栽培や鑑賞目的で人為的に導入された植物は、一般的には帰化植物と言わないようです。数量的にはこのような外来植物が一番多いんですが。また、古来から遣唐使などにくっついてきた帰化植物もあると言われてます。フジバカマやヒガンバナなどです。現在、どこの地域から来たのが多いかっつうと、1.欧州、2.北米、3.アジアの順だとか。近年、南米や阿弗利加からのものが増加中だとか。またどんな種類が多いのかつうと、風やヒッツキで種が広がるキク科やイネ科などの種です。


 土に根の生えた植物とはいえ、その拡散にはイロエロな手段があるものですぅ。どもども。