4月2日(水)明日は花見にゆこう♪はらはらと散る花弁(はなびら)はゆらいでる?

 雲の多い晴れのち曇り夜半雨。10℃〜19℃。花粉非常に多し。さくら早くも散り始める。タンポポレンギョウ、菜の花など黄色い花もきれいですぅ。春の色はピンク、きいろ、若緑のコラボ。






 波が作る:ゆらぎ

 波は色んな模様を作ります。波紋、風紋、雪紋、雲紋などなど美しいですねぇ。f分の1ゆらぎは自然界のリズム、人工物からの解放です。動物でもその体のパターンは波で作られてんすよ。キリン、虎、豹、チーター、ライオンなどネコ科も色んなパターンがあります。馬とシマウマは近縁だけどパターンは違う、これは貝から昆虫、魚類、爬虫類、カエルなどみんな同じ原理何すねィ。

 この原理を最初に発見したのが、コンピュータの基礎理論を作ったアラン・チューリングつうホモな人です。このしとは天才的におつむが良かったのですが、迫害されて自殺しちゃいました。現代に生きてたらホモも市民権を得られてもっと活躍できたでしょう。残念です。この人が考え付いたのがチューリング・パターンつう原理です。こりは2変数の微分方程式で記述されたシンプルなものです。当初はバカにされ無視されていたこの理論が全ての動物のパターンを発生できるという検証はつい最近コンピュータ・シミュレーションで再現されました。パターンだけではなく動物の形態にも応用できるのではと期待されてます。

 この原理は「2つの物質が相互作用しあいながら拡散するときに濃淡の波ができ、その波が生物の模様や形を作り出す」という反応拡散方程式で記述されます。反応と拡散のミックスが色々なパラメーターで千変万化なパターンを発生します。勿論パラメーターはDNAで規定されますが、実際の発現は様々な環境要因に左右されます。自然界の複雑な現象の根本は、意外に単純な原理によって支配されているというのは良く見られることです。素数完全数フィボナッチ数列などが自然界を支配している事は良く知られていますね。
 
 つうようなことを「シマウマの縞模様はツェツェバエを寄せ付けない為である」という記事を読んで思い出しました。シマウマ模様の面と色が均一な面を作ってツェツェバエを放ったら、みんな均一な面の方に集ったとか。不思議ですねぇ?いずれにしろ、アフリカの吸血バエのいる地域では普通の馬がホロンでしまったのは確かですぅ。ジャン