9月13日(金)酔眼で見つめた、取り止めのない三題。(核、蓼、アーンド、国境)

 晴れ。26℃〜31℃。積乱雲の夏空戻る。新宿でふと見上げるとビルの隙間に奇麗な半月。来週の中秋名月は晴れるかな?



 


 ばら撒かれたベクレルの行方:

 ちょっつレベルは良く分かりまへんが、飯館村の高濃度汚染山林に豪雨が降ったばやい、その放射能物質は結局溶けて流れてのーへ♪そして海に拡散するんではなかろーか?遠心分離器で濃縮した放射能物質は固めて地下に隔離するか、拡散させて元に戻すしかねーような気もする。広大な山林を全て除染なんてでけないんすから、結局やむを得ず拡散法しかない。とすれば除染って膨大な無駄遣い?ただ排出権取引じゃないけど、太平洋諸国から莫大な賠償金を要求されるかもしれんねぇ。タハハ  こっそり流したい気持ちは分からんでもあーりまへん。





食性の裏腹:

 多くの動物は食性を特化して棲み分けます。しかし一部の動物は雑食化して生息環境を拡げます。どっちかっつうと雑食の方がしぶとく環境に適応できるように思えますよね?蓼(タデ)しか食えない虫は蓼が枯れたら一緒に滅びてしまいまふぅ。
 しかし雑食が強いかと言ふと、必ずしもそーではない。イロエロなものを食べれるという点で食料を得やすいという利点はありますが、その利点の為に遺伝子が休眠してしまい自分では作れない物質が増えてしまったのですね。必須アミノ酸をはじめ10大栄養素を万遍なく摂取しないと(飢え死にはしませんが)健康を維持していけなくなったのですぅ。
 その点、偏食に特化して棲み分けている生物は、その特化した食物だけを食べていれば健康を維持していけます。食性の裏腹と言ふことでしょうか。ムフフ



 


 国境紛争の行方:

 少し前から、何で世界中に国境紛争が200件以上も遍在しているのか考えている。「譲り合えば余り、奪い合えば足りない」つう倫理法則もあらばこそ、辺鄙なとこから人口や資源が多いとこまで、どこにでも国境紛争はありまふ。仏独はアルザス・ロレーヌつう資源地帯を廻り血で血を洗う争いを繰り返してきますただ。国境が動くたんびに双方の人民は塗炭の苦しみ。それに較べりゃ人のいない島なんて争ってもすかたなかんべい。
 とわ言え、国民国家つうのは面子が大切。寸土を切り取られたら、その国民の誇りも切り取られん様いと悲し。これが自分の家なら文句も言うが、辺鄙な土地が誰のものになろーとホントは関係ないんすよ。
 国民国家ができる前は、国境なんてそんなに重要ではなかった。大よそ山や河で仕切られていたくらいなもんで、山の稜線に長城を建てたバカはいるけどそこら中で紛争ってなことはなーい!つうたら、「バカ野郎っ!国境紛争があるから国民国家として纏まっているんだい。云わば、国境紛争が国民国家維持の大本なんじゃいっ!」つう奴が出てきてこれも一理ある。鶏と卵みたいなもんだけど、因果関係って見方により良く反転しますねィ。どっちがどっちか分からんようになってしもたが、幸いあんまし人が住んでない島が大本で良かったような気になる、妙な説得力ですたぁ♪タハハハハ