12月1日(土)警察も裁判所もない(国際)社会では力のみが蔓延るのか

 曇り、昼ごろ驟雨、のち晴れ。北風やや強し。10℃〜5℃。気温がだんだん下がってきて耳や手がしばれた。





 海外経験豊富な人とお話しした。欧米、中国など主要国の滞在、長期出張をふくめて27か国を経験。彼によるとそれぞれの国にはそれぞれ固有の生活があり、それから出た価値観は芯ではなかなか変わらないと。特に他の国を見たことがないと自分のところだけが世界であるかのように振る舞いやすいとか。この辺りはかなーり同感できます。数か国に1か月づつ滞在するだけでも、世界の見方について柔軟性が増します。アラブや中国など、見方によっては未だに中世かと思うとか。そー言へば、中国は王朝が王朝を倒すという革命はあったけど、民衆による本当の革命はなかったような気がします。一応人民の代表を名乗っていまふがその実態は赤い貴族だし、民主的な選挙も経験していないしね。名称が現代風に新しくなっても実態が旧態依然としていればそれは変わっていないということ。経済が拡大して人々が交流するようになれば、少しは頑迷固陋な考え方も改まるかと思いきや、海外に出れる人はみんな特権層なんだから国民を解放するどころか逆に押さえつける方向に働きまふ。まさに富国強兵を地で行っているようなもので、当分周辺諸国への拡張主義は収まらーん!とかゆうていたYOー? 産経ニュースで中国が「ハワイ領有権も主張できるっ!」とクリキントン長官を脅したとかの記事が載っていたが、あり得るなぁ。むかし日本最南端の沖ノ鳥島をコンクリートで固めたとき、なぜか中国が「そりは島ではなーい!ただの岩であーる!!」といちゃもんつけてきたことがありました。当時から海洋進出の意図が強かったんすねぇ。沖縄どころか日本も含めて一回でも朝貢したところは全部「歴史的に見て我が国固有の領土であーる!」つうのが本音なのかな?「まっもるも攻めるも黒鋼の♪」とか意気盛んの真っ盛り。ああ、こういうのと付き合う術ってあるんでしょうか?「日いずるところの都知事、領有宣言を日没するところの主席にいたす、つつがなきや!」なんてやって怒らせたばっかしだしねぇ。ハァ〜〜〜



 ホントは国際協調と発信力ってことでかなーり有利になるとは思われますが、あとは強力なバックなのかなあ?しかし、諸国から慕われ、尊敬され、役に立ち、無くてはならない国と思われるよう努力することも選択肢の一つだぞ、と国際倫理は教えているのかも。