5月6日(日)お台場で慎ましく行楽なり

 緑の強風。概ね晴れ、にわか雨。



 マイカーを飛ばして(風に飛ばされながら?)お台場市@ダイバーシティ(多様性?)に行って北。コンドル パサ。行列のできるマーケティングだらけで参った。巨大ガンダムを写真に収める。ついでながら近隣(アクアシティ、デックス、ビーナスフォート、フジTVなど)を回る。また忙しからずや。風に吹かれて戻る(I really mean it.)。途端に驟雨。ああ、漏れはラッキーだあ♪







 That's done! 続き:

 昨日の残り菖蒲湯に入る。また香ばしからずや。昔は遠くに行かないと連休じゃないっ!とおもて渋滞の行列に参加してたけど、近場もイイもんすねィ。今度は近場で海外情緒が凝縮している出銭ーランドへ行ってこよう。近隣の国々から人々がドッと押し寄せてくるところに行かないで、逆に海外の椰子の下なんてもったいないよね?







 どーも昨今は過剰倫理っつうか、オーバーコンプライアンスっつうか、清く正しく美しくってのが流行ってきますたぁ。これも時には必要なんすが十分ではなーい。行き過ぎると息苦しいしガッチガチの社会になって余裕がなくなりまふ。悪くすると警察国家か検察国家、ささいな瑕疵を取り上げてお上のご政道に逆らう輩は絡め取られまふ。下々もそれに呼応して、芸人や文化人のお遊びまで厳しく咎め立ていたしまするぅ。ああ、1億総正義な人。いや何度も言ふけど、それが必要な時期もあるんすよ(塞翁が馬的には)。でも衰退期的混乱の中では、それは悪い方に作用しまふ。余裕や遊びのないハンドルやブレーキのようなものです。何と言っても今肝要なのは「寛容」つう広いこころでやんすよ。

 古代ローマの移行期的混乱の中で、スッラは有能でしたが敵対者は徹底的に弾圧し、一時的な成功を収めたが自滅した。多くの一族郎党をそのとき粛清されたカエサルは自らも命からがら逃れて隠れ住んだ。その後退勢を挽回した暁に、自らの柱とした理念が「寛容」であった。これがガリア統一をもたらし、その後の政変でもローマを団結させるよすがとなったと。自身はこの為にアンジューブルータス!状態になりますたが、この「寛容」こそがその後長く続く帝政の礎となりますた。(ナナミちゃんのローマ物語より)

 さて、あらゆるところに蔓延る正義な締め付けを如何にせむ。こりはテケトー・コンプライアンスしかありまへんな。芯は押さえて細部は任すと。ISO9001規格も細部は網羅するが、大きな戦略にはあんまし関与できないからなあ。会社をつぶしてまで品質向上とか。おおーっと、ビーテレ見よ。ではでは。








 おおお!盆のようなスーパームーンが東の空よりぎらぎらと昇りたり。でっかい!