3月23日(金)価値の相対化は何も生まない、それでも

 寒雨しとしと

 ものごとに究極の正解はないと割り切って単純化したとすれば、ある人の発言はほとんどポジショントークということになる。つまり多かれ少なかれ、発言には何らかのバイアスが掛かっていると言うことである。すべて良い/すべて悪いということはあり得ないという玉虫的な立場からは、世の大勢になっている正論には眉に唾を付けざるをえません。いや、何でもハンターイ!ということではなく、いちおう十分に吟味してみようよ!と言うくらいですが。原発廃止、民主主義、競争原理、話し合い、助け合い、命の価値、顧客価値、民意、権利、義務、科学立国、貿易立国、成長路線・・・・・・。

 ようやく地熱にも注意が向くようになったのは3.11の影響か?国立公園法改正の動きあり。斜め掘りしなくても良くなり、効率的に蒸気を取り出せるかもね。原発に回っていたリソースが地熱やメタンの採掘に向けれれば、意外と脱原発は早いかも。

  茂木、岩崎、和田っつう鼎談をニコ生で見た。受験、学歴、教育論や天才・凡才発掘論。茂木さん突出して爆発したが他の二人の「現実は〜論」に押され気味。皮肉や世の中を斜に見る構えではなくして、真っ直ぐに当たって砕けるところは好感が持てる。でもやっぱり雑だなぁ!デメリットも少しは考えて、それでも尚且つ突っ走った方が良いという決断が真の覚悟や勇気じゃないのかなぁ?でも、かだらを張ってるから許す。茂木さん変人好きの性格を反映して橋下さんも買ってるんだ。自分のことはイイから社会のことを語ろうと言ってる割には自分のことを語ってるしね。アメリカのようになってもUKのようになってもフランスのようになっても、凡人は必ずしもしやわせじゃないけど、変わらなけりゃならんつう情熱は感じるな。若いっ!