7月24日(土) 苦労を売ってくれる人はいるのかなあ?

 こんにちは。晴れ。引き続き蒙気。朝から30℃超え。
これが南洋だと午後にドバっとスコールがきてすっきり
すんだけど、日本は暑さもだらだら、へろへろ〜。












 「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」つう押し付けがまし
い警句がある。この”若いうち”っつう概念にも歴史的な変遷
があって、古代はみんな早くしむから10代が若い内、江戸く
らいになるとようやく20代かな?人生50年で40歳で隠居
して道楽に励むからですぅ。如かして現代日本は70歳くらい
まで働かにゃならんから、20代+30年で50代までは若者
ですね。(また思考的にも漏れの思う通りぢゃなきゃイヤダイ
っつう幼児性が50代にも見れるから、精神年齢も寿命に連動
してんでしょ?) で、何故苦労を買ってまでせにゃならんの
ん???これは難しくも哲学的な課題れすねぇ。














 それはですね、人類の深い(不快?)経験に根ざしているん
ですぅ。苦労する環境では必ず失敗します。その失敗がノウハウ
になるんですね。そして人間的にも深みを増してゆきます。
「俺は一回も失敗したことがナインだよ。失敗なんてアフォ
しかやらん罠!」とか粋がっているしとには誰も付いて行きま
へ〜ん。失敗こそが書物や聞きかじりの知識からは仕入れられ
ない、真の知恵なのれすね。昔のしとは経験的にこの真実を
分っていたんですぅ。













 でも、たった一つ注意する点はあります。失敗のこの真実を
悟らずに、いじけて捻じ曲がってしまうしとも又多いという
事実です。こうなるともう失敗を次に生かすことは出来ません。


















 では、この成功と失敗のタイトロープを如何にして渡って
行けば良いのか?それは、自分の世界を狭めないことです。
これしか俺の生きる道はないのだあ!と視野狭窄に入れ込む
と、たった一回の失敗が命取りになります。世の中イロエロ、
人もイロエロ、人生イロエロ、っつう極めてアバウトな生き
方こそ、失敗を生かせる唯一の生き様なのではないでせうか?
(玉虫には似合わない人生訓、その八百)






 「武士の一言、金鉄の如し。」てな言の葉を信ずるのか?
はたまた、「嘘を嘘と見抜けないとネットは難しい。(まろ
ゆき)」なのか? これは各人の人生観に関わること。
前記の方が生きやすいが、後者は生物界の甘えを許さない
現状。果たして諸君は当為(有るべき姿)を目指すや、事実
(現状)を是認するや!如何に、はあ〜、如何にい〜!