古い名画座を見てきた

公園の植え込みや草むらから聞こえてくる蟲の音(ね)で、秋の
気配が感じられました。




霧雨のなか映画を身に行ってきました。「ポニョ」ぢゃなくって
昭和18年の木下恵介作品、「花咲く港」つう小島のペテン師の話。
なんか昔の人は純真だったなあ。島に造船所を造って金を集めて
持ち逃げしようって話しが島民の情熱に絆されて改心するって話し。
安易杉という気もしますが、戦中のフィルム支給を受けるには、
これくらいしなけりゃダメだったのかもね。菊田一夫原作、小沢
栄太郎とか上原謙笠智衆水戸黄門などの若い頃の姿が拝めます。




でも、テンポが遅くて眠くなったのは時代の波かなあ。では。






とか言って、帰ってからビデオ見たら、韓国は強かったな。やはり、
総力を結集したほうが強いのかな。危険ではあるが、清々しく言い
訳の聞かない勝負の世界ではあります。日本400mリレーの
表彰式も見たが、末次の「メダルの色ではなくって、多分一番
しやわせだったのは僕らぢゃないのかな。」つう言葉には、その
表情と相まって説得力ありあり。何にせよ、勝負の世界は厳しいな。