12月5日(土)接尾擬音から発想したる科学的なる手法とわ


 こんにちは。一転して、さむ曇りのちさむ雨。鳥たちは
傘もってねーぞ!でも気にしないよね。秋は実が多いから。
人間は蓑(実の)一つだに、無きぞ悲しき。ショボーン








 久々の友人と八重洲ブックセンターで待ち合わせて、八
重洲地下街で飲む。また楽しからずや。本屋での待ち合わせ
ってイイよね。立ち読みしてればイイから、お互いに待った
待たされたの認識が薄くなります。遅刻者の僕が良く使う手。
でも、つい2,3冊買っちまうから積読が増えます。プッ













 最近、擬音の「プ」が多くなったな。これは思わず笑い
がこぼれる擬音ですぅ。「噴く」ってやつ。でもその言説を
バカにしてプッ、てなこともあるのかも。wwとおなじ。プ













 僕は共感覚ってのにとても興味を持ってます。数字が色に
なったり、音が味になったりする神経交雑現象。何故かつう
と、実は脳内現象が総ての現実世界を作ってんぢゃねーの?
という疑いの例証に近いものがあるからですぅ。例えば、
動画で「ガ」という口元を見せて実際の音は「バ」を聞かせ
ると「ダ」に聞こえるとか(マガーク効果、視覚優位)。プ












「発話認識における空気触覚統合」(破裂音認識における
襟足ゾワゾワ感触)
http://www.nature.com/nature/journal/v462/n7272/full/nature08572.html
つうのに「プ」の効果が載ってたよ。プッ 
最新のnature掲載論文ですぅ。












 で、この論文では視覚だけぢゃなくって触覚も聴覚に影響
を与えるのだ!っつう新たな発見をもたらしたのだああああ!
中国語には同じ「バ」でも有気音と無気音という違いがあり
ますが、英語には「ba」と「pa」、「da」と「ta」みたいな
破裂音(後者)の違いがあります。この認識確率が「ぷっ」
と吹く空気の感触で有意に違ってくるとか。プッ













 例えば「ba」と言いながら首筋に空気をぷっと吹きかける
と「pa」と認識する率が高くなるとか、「da」と言いながら
空気を吹きかけると「ta」と認識する率が有意にたかくなる
とか。これを聴覚と首筋触覚の交雑と言わずして何とするぅ!














 でも、科学的な手法つうのは穴があってはなりませぬ。
一点の疑義もないように検証実験も行われとりもす。
この実験はチューブを首筋の後ろに置いて「ぷっ」っと
空気を吹きかけているのれすが、「実は首の触覚ぢゃなくっ
て、チューブから漏れる小さなプッという音を無意識に認識
してんぢゃねーのん?」という予想反論にちゃんと答えて
いるところが評価されてnatureに掲載されたんぢゃないか
な?













 それで、どんな実験をしたかと言うと、
チューブの出口を首筋ぢゃなくって耳のそばに、しかも空気
が耳に当らないように持ってきて、同じ実験をやってみた。
そしたら今度は「ba」が「pa」に変わったり、「da」が「ta」
に聞こえることは無かったそうです。(検証終了)














 やはし、こうしたあらゆる反論に答えていくのが科学つう
ものでやんすね。時には疑問のほうが正しかったりすることも
あるし。科学が宗教になっちまったら、もうそりは科学では
ないわな。ぷぷぷぷぷぷ