憲法は誰のため

そもそも憲法の目的は「個人の尊厳を確保する為、強力な国家権力
に箍をはめるもの、であるはずだ。そのため、この法の対象は国家
である。」とか友人が言っていた。もしそうであるなら、第9条は
国家の権利に言及しているのだから、外すべきだ。交戦権とか戦力
保持とかは対外条約や国連とかの関連で定められるべけんや。



個人も国家も性悪説に立てば、当然、自衛権は必須ですが、個人の
銃器保持のような微妙な問題にすぐ入り込むからヤッカイだ。自衛自衛
と騒いでいても、抑止力問題からすぐに、核議論に入って行く事は
目に見えている。いや、これはね、武器ではなくってね、外交力の
裏付けだけなんだよ。いわゆる政治力の一種です。とか言われると
もう何処まで辿り着くのか、行き先は全く見えませんね。


身近の比喩で考えれば、鍵は必用だし110番も無いと困るがねえ。


あ、第25条(生存権)健康で文化的な最低限の生活権。は日本国憲
法に独特のものらしい。その担保として言わずもがなの勤労の権利
と義務を入れたようだ。



国民主権の発露は革命権の無い日本では選挙しかないのですから、
諸君もちゃんと行こうね。今度できる国民投票もそうかも知れない。