時間

について考えてみた。何もすることがなかったんだもーん。
これは意識の最も基本的な層のひとつではあろう。心的な作用は
時間的である事は多い。一瞬にして宇宙の全構図を悟る、なんて
のは凡人にはまずいねーだろ。



時間は(まさに印象を注入されつつある)現在を中心に、直前の
過去と直後の未来が結びついて構成される。(人間の最短認識範囲
は10ms前後という説が有力)



たとえば、メロディーは個々の音がバラバラに知覚されるのではなく
ひとつの時間的な統一体として把握されているようだ。
この統一感覚は必ずしも空間的な奥行きは持たない。時間を空間的
に表現する時間軸は我々の思考を誤まらせる。このような時間の
空間化は「アキレスと亀のパラドックス」など古典的な矛盾で有名で
ある。時間はあくまでも変化の知覚手段として認識されるべきで
あろうか。



でも、音としての「言語」と、文字としての「言語」が、我々の
脳内で同一の概念として捉えうることは、少し不思議な気もしますが
気にも掛けなきゃ別に不思議でもないのかな。この辺は人ソレゾレ



そう言えば高速度撮影とか低速度撮影つうのは(顕微鏡や望遠鏡と
同様に)人間の知覚能力の拡大に当るのでしょうね。アハ