6月5日(月)芒種(ぼうしゅ)、穀物の植え付けの季節に美を思う。

 青い空白い雲の五月晴れ(って、もう6月だった)。16℃〜24℃、43%。夕方雷雨あり!ゴロゴロゴロ

 こんな青い空を見ていると、6月のパリの空を思い出すなぁ♪マロニエの花が咲く街樹を見上げると、真っ白な雲がかなりの速さで動いている。期待と不安で胸をいっぱいにした若き頃の想い出。


 百年に一度といわれる竹の花が開花したらしい。伊勢神宮式年遷宮でさえ20年に一度というのに、極めて得難い経験であろう!生涯に一回も無いか、幸運に恵まれれば只の一度という絶好の機会をお見逃しなく。場所は横浜の三渓園だすぅ。苺一絵いや一期一会なり♪





 日比谷方面に進出す:

 急遽呼び出しが掛かって、松本楼で会食す。公園は日曜までやっていたビールフェスタの後片付でわさわさしてましたが、松本楼は行列のできる盛況です。ハイヤーで乗り付ける老婦人まで行列で待つところは公正でよろしい。官邸の友人でも顔パスでは入れません。社長の技術顧問として海外で活躍していたが、7月で退任するとのこと。仕事の切り替わりの時は、人生でも難しい時期でやんすね。・・・帰りに、霞が関から永田町、平河町あたりを散策す。比較的静かだったですが、三々五々スピーカーで演説している群れがあり。こういう所よりも銀座、渋谷、新宿、池袋のほうがアピールできると思うんですが、政治の中心地だから有効とか思てんでしょうか?庶民よりも政治家向けのアピール?でも、政治家って党議拘束で縛られた、単なる数としての記号に過ぎないでしょ。フッ  「反対勢力には権力を使った人格攻撃まで行うおぞましき勢力に凶暴罪を与えるなっ!」とか日蓮宗が叫んでたけど、創価学会への反発なのかなぁ?あと、「自衛隊に正規軍の身分を与えよ!」とか叫んでいた人がいたけど、これは独りでやってたから、それなりに衆を頼まず勇ましい。3人くらいのお婆さんが、沖縄基地反対、共謀罪反対とかの旗を持って、静かに座ってたりしました。昔の安保反対の頃の女性闘士の同窓会?ともあれ色んな意見があって、それが抑えられない世の中が望ましいと思いました。ど、どもども。





 美とは:

 喜怒哀楽とか、その周辺の嬉しいとか切ないとかいう感情は、ある程度理解可能なんですが、「美しい」という感覚は範囲が広すぎて少し掴みづらいですね。夕焼けや若葉の木漏れ日、絵画や彫刻あるいは顔だちなどの視覚的な美しさ、音楽や朗読、話し言葉などの聴覚的な美しさ、美味、美しいかほり?、手触りの美しさ?、あるいは心根の美しさ、筋を通す美しさ、論理の美しさ、理論の美しさ、数式の美しさ、などになると、どんどん抽象度を増しますが、綺麗な宝石と同じ感覚なんすねぇ!・・・なんなんじゃあああああ!こりは?・・・心地よいとか楽しいとか嬉しいと同じようなポジティブな感情だとは思いますが、それらとはチト違う透明感やスッキリ感がありまふ。・・・なんか分からんけど、すべての芸術や科学、倫理など人間世界の一本の筋のような気がしますねィ。スパっと割り切れた時の感覚なんだけど、割り切れない、ビューティフォー♪