6月30日(火)あっという間に半年たってしもたど。わからない!

 概ね曇り。21℃〜25℃。夜半からまた雨の季節始まりそう。




 あ、あ〜っ!ヘンな生き物大特集をやっているっ♪意思なくして、こがいに多様な生き物ができるんかいな?





 美とは何か?

 と、正面から問われると答えに詰まりまふ。あるんだけども分からない。捉えたと思うと、スルリと手から零れ落ちる。経験によって作られそうだが、経験から離脱して変容する。夕日や若葉の美しさなど生来持っているようだが、路傍の石やゴミなどに美を感じることもできる。絵画でいえば「額縁」の存在も微妙だな?現実世界(外)と幻想世界(内)とを隔てて美を区切り、美を作るあるもの。音楽でいえば、楽想(音符?)と演奏家と聴衆が織りなす美の世界。数学では、その抽象構造の美しさは訓練しないと見えてこない。詩学でいえば押韻やリズム、選ぶ言葉の美しさ。現代アートは思い込みを破壊するコンセプチュアルな美。ファッションでいえば、絶えず迫りくる慣れとの戦いでリバイバルも定期的にやってくる。

 人間は大脳の発達で、美の概念も複雑化してしまったが、元来動物世界ではもっとシンプルなものだったのではあるまいか?クジャクのオスがメスにアピールするように、ピーコックスパイダーがメスにアピールするように、美とは異性に自分をアピールする手段であったのではないのかな???蝶や蜂が花に集まるように、お猿が木の実を見つけれるように、美しいものに集まるんだ♪つうことは虫や鳥にもクオリアってのがあるんだ。・・・でも夕日や茜雲が美しいって、いったい進化上の優位点ってあるのかな?・・・たぶん大脳を発達させ希望や絶望を感じれるようになった人類が、自滅しないような補償、安全弁として美の感覚をより高度に進化させたんじゃアルマイか?美しくない世界には、生きていたいと思わないもんね。どーだろ?わからない。


 分析哲学は言葉で言葉の無効性を説明するようなもので、ヴィトゲンシュタインの絶望も分からなくはない。論理に内在する根本的な矛盾は、自分の網膜で自分の網膜を見ようとするような、絶望的な壁がある。サル知恵の限界!