良い事も悪い事も明らかに開示するのが結果よし

久々に仲間と飲んだら、思いの他酔ってしまい、羽目をはずして、
エントリーに穴を空けてしもうた。「覆水盆に帰らず」とか。
あのブログしかお仕事のない亀甲氏も、体調には勝てずに大穴を空けた
と思ったら、いつの間にやら覆水が盆に帰っていた。不思議だ。
借り物ブログとオウン・ブログの差が出たってところか。とまあ、気を
取り直して、機嫌もなおして新たな気持ちで取り組もうかな?




最近、ネガティブ論評が多い気がするけど、悪乗りしてもう一発。
年金問題。政府は完全に一部切捨て逃げ切り体制。悪いのは社保庁だけ。
しかもその中の組合が最も悪い、と言っている。これは世の常識に照ら
してみれば会社の代表者が不祥事の責任を「いや組合が無理なことを
要求するものですからあ。」とか言い訳するようなものです。当然、
顰蹙を買うでしょう。




また政府のトップが「社保庁はあまりにも悪で悪杉だから切捨てますう。
なんでこんなに悪い子に育ったのか全く心当たりが御座いません。」とか
不良のお母さんみたいなことを言ってちゃダメでしょう。これでは泥棒
が捕まって「悪いのはおらの右手ですぅ。この右手がワルサをするんで
すぅ。左手でもってシッペイするから勘弁してね。」なんて言い訳して
るようなもので可哀想で見てられません。政府には良識を持った人はいな
いのでしょうか?




しかしこれは現政権だけが悪いのではありません。戦前の大本営の頃から
の隠蔽体質、官僚主義機構が遺伝子として温存されて来たからに他なりま
せん。「民は依らしむべし。知らしむべからず。」というアホ統治原則
が頑なに守られてきた結果にすぎません。そういう見地からは安倍殿下
は不運だったと言えるでしょう。でも「国民に不安や動揺を与えるから
何でもかんでもディスクローズすれば良いというものではなーい。」
なんておっしゃってるから、確信犯かも知れんがな。やれやれ




わたしが2ちゃんで見つけた官僚を揶揄する風言を上げてネガ・エントリ
の〆と成そう。農水省の幹部が昼休みに新人キャリアに声かけた。

幹部  「キミキミ、今日はすしを食べないほうがいいよ。」
キャリア「は、なぜですか?」
幹部  「実はO157汚染のマグロが一部流出してしまったのだよ。」
キャリア「それは大変だ。すぐ広報しないと。」
幹部  「キミは馬鹿か。大騒ぎしたら業界が大打撃を受けて数百億の
     損害が発生するぞ。このまま黙ってれば数十人の患者が出ても
     被害は数百万円の損害で済む。これが行政というものだよ。」
キャリア「へぇ〜、そんなものですか。これはまた勉強になりました。」

とまあ、こんな具合に夢に燃えた若手が古狸に変化して行くのでありんす。
いや俺が思うに例え上記幹部の発言に一分の理があったとしてもですねぇ、
結果を何も知らない庶民だけに押し付けないで、自分たちも積極的に寿司
を消費すれば、わずかに許せる余地はあるのですが。さて、実際の官僚は
どーでしょうかねえ?では、二度目のもやすみなさいまし。