夏休みの工作

今日は薀蓄というか他国での経験、伝聞を書いてみよう。
でもわたしは経験主義者じゃないよ。大切な事はこころに
あると思ってる。
わたしは然る国で工作をしたことがある。
と言っても、作業とか勤務の意味だ。表題の意味に近いな。


工作(ゴンゾウ)と読むらしい。工作指南書=作業手順書のようだ。
でも日本のネットではどーも印象誘導に使われているらしい。


何年か前、北京大学清華大学で爆弾事件があった。そのときわたしは北京にいた。
元人民軍幹部の子弟と親しかったので時折雑談でもれ聞こえてくるお話し。
「来週からネットカフェが閉鎖になりますよ」当時北京ではPC自体がかなり
高価なものだから小皇帝(金持ちの一人っ子)といえどもなかなか個人で持っている
ことは稀でネットカフェが主流だった時期だ。で、予言通り全店一斉に閉鎖になり、
わたしがいた期間での再開はなかったな。


SARSの頃の情報管制も事前に彼が言うとおりに運んだ。これはこれで詳細は
何時か書くかもしれない。脳が手足を制御するように、官僚国家が生きのびる
必要悪であるのかどうかはまだ詳しく考察していない。


で、日本の意味での工作だが、彼は、「機関としてネット監視に数万人単位で
従事している。これはある意味で国家を守る戦いだ。雑草は何処にでもわいてくる。」
と言っていた。SARS(非典)で亡くなった看護婦さんを「非典戦士、勇敢に戦い壮絶な戦死」とか普通に新聞が書いている国である。


で日本に帰ってきてネットを見ると、小作が普通に行なわれているんだな、また。
まだ手口はかの国に較べれば幼いけど、じきに追い抜くだろう。
わたしがネット小作にいたく興味を抱く所以ですぅ。

疲れたからまたかこ。本日は以上。