8月3日(金)体を動かしている限りにおいては皆同じに見えるけど

 白い浮雲ぷかぷかの夏日。35℃近くまで気温上昇。もう既にアスファルトの上でコロリと氏んでいる蝉を見る。
 ああ、急に海に行きたくなった。青い空白い雲、青い海白い帆船、懐かしい想い出。そう言えば星丸さんはどーしているのかな、真引きさんもどーしているんでせうか。過ぎ去った日々。夏の印象。


 オリンピックを見ていたら急に北京のことを思い出した。ぼくが居たのはSARSの頃だからもうかなり前のことになる。オリンピックで街もだいぶ変わったと聞いた。地下鉄もだいぶ整備されてきたとか。でも真四角な街の構造自体は変わっていないし閉鎖的な環境も同じなんだろうなぁ。四角四面な街造りは天円地方(天は丸く地は四角い)の思想に拠る。地は四角いから街も四角く城も四角く家も四角く部屋も四角い。すべて入れ子構造なんすね。四角が好きな中国人、囲いたがるのも中国人。国を囲み街を囲み城を囲み家を囲む。だから日本に来て東京に来てぐにゃぐにゃな街を見ると気持ち悪いらしいのだ。囲われてない家を見ると気持ち悪いらしいのだ。障子など開けっ放しの部屋を見ると気持ち悪いらしいのだ。文化異なるところ感受性も異なると。
 でも似ているところもあるんだ。江戸の町の範囲と昔の北京の城門の範囲はだいたい同じ、江戸城の内堀の範囲と紫禁城の範囲はだいたい同じ。でも、日本が勝ってるのは衛生観念かな?江戸城には雪隠がたくさんありましたが、紫禁城にはない。オマルを使っていたとか。でもベルサイユよりかはイイよね。ベルサイユではおまるも使わず、木陰で用を足したと。ウゲウゲ そー言へば紫禁城は遠くから見ると壮大だが、近くで見ると雑で薄汚かったなあ。これは最近の風潮かと思ったら、識者は昔から遠麗近雑だとゆってたど。
 ロンドンも大英帝国の中心で世界の子午線はグリニッジから始まってまふ。しかし中華帝国の中心は皇帝の玉座から始まりそこを通る南北の線が即ち子午線(子・・北、午・・南を結ぶ線分)なり。紫禁城の北には地壇公園があり北方の守り、南には天壇公園があり五穀豊穣を願う。地は方(四角)にして陰数(偶数)を表わし、天は円にして陽数(奇数)を示す。すなわち公園の外形はすべて是に従えり。而して皇帝とは、皇すなわち廣なり、帝すなわち締なり。国土の無限の拡大と為政の一極集中を指し示す始皇帝以来の伝統なり!今現在もこの本質はちーとも変わっておりまへん。西蔵、西域、南蛮、東夷への膨張政策と共産党1極集中の政治体制とわ。ちなみに王とは旺から来たもので、気力が旺盛な者を指す。さらにちなみに國とは域を囲む範囲を示すのだ。あ、囲とは縦横の街筋をかこむ城壁を示しまふ。う〜む、今更ながら漢字っつうのは奥が深くて面白いのう。がっはっは

 いや実際の話し、顔は似てても文化がこれほど違うと、ホントに相互理解ってでけるのかなぁ?なんて時折りシムパイになるのれすぅ。ジャン






 勝ったああああ〜〜〜!♪ やはしスタミナ温存でよく走れた。凌いで凌いでカウンターってのはディフェンスもすごかったんだ。