1月14日(金)コンテクストとは。

 寒い快晴!0.7℃~8.6℃、20%。1600歩。北西の強風で体感温度極めて低し。

 コヴィッドくん情報:都の新規感染者数は4,051人、全国では2万2千人超。未だ勢い衰えず!

(ザ・ガーディアン記事:研究によれば、コロナウイルスは、空中浮遊後、20分以内に感染能力の90%を失う。またその大半は最初の5分以内に失う。これは至近距離での感染率の高さを再強調するもの。他者との物理的な距離の確保とマスクの着用が感染を防ぐ最も効果的な手段であることを裏付けている。)

 

 

 文脈とは:思考の流れなり。

 人は育った環境(門前の小僧習わぬ経を読む)とか友人とか読書とか仕事とか、ものすごく複雑な経験過程を経て、それらの影響で、それぞれの価値観、世界観を育みます。その世界観が土台となって、それぞれの生き方の文脈が構成されてるんですね。

 ですから、個々の文脈はちょっとやそっとでは交わりません。他の文脈を想像はできるんすが真の奥底まで分かり合うということは滅多にありません。でもね、文化環境が全く異なる異国に住むと、国内の文脈が簡単に相対化され、それらをメタに眺められるので、それまで異なった文脈で対立してたのが、比較的簡単に解消できるのです。

 幕末の開国攘夷とか尊王佐幕とかいうコップの中の争いを超越でけたのは他国の文化に接した人々だったんすね。そう渋沢栄一とか坂本龍馬とか漂流民のジョン万次郎とか、ちょっかい出して負けた薩長とか。でも一生自分たちの文脈から抜け出せない井の中の蛙が大部分の人生なんすね。特に時代劇を見てると新選組が英雄なのか、攘夷浪士が英雄なのか、その文脈の差異が際立ちます。ま、これはあらゆるストーリーに言えることにて、文脈依存無しに物語は語れません。オホホホ