4月1日(月)卯月なり。新元号「令和」と決定す。4月馬鹿。

玉虫備忘録:

 概ね曇り、ときおりポツポツ。6℃~16℃、24%。花粉やや多し。桜はまだ長持ちしています。

 

元号(年号)とは:「令和」

 万葉集(最初はマン尿臭なんて変換したドジなPCでした)の「梅花の歌三十二首」の序文「初春の月にして、気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」から引用されたと言ふ。まことに美しく、季節を感じさせる歌集の序文でまさにはっきりと申し上げて国書の鏡だと思いまふ。

 と、思てたら更にその前に典拠があるらしく、後漢の詩人@張衡の「帰田賦」に「於是仲春令月時和氣淸 原隰鬱茂百草滋榮」(これにおいて、仲春の令月、時は和し気は清む。原野は鬱蒼として、色々な草花がしげり栄えている)」(文選正文巻之三)があり、これから、万葉集の撰者が引用したらすいのだっ。

 今までも元号漢籍を典拠としていたんだから、ホントの原典がなんであれ「令和」はとても良い元号だと思いまふ。ただ、初めての国書典拠と威張ってた官邸は、ちょっとがっかりかもね。ザンネン・・・それに令和(のりかず)さんや、和令(かずのり)くんはとても驚いたかも。