3月31日(日)雷乃発声、春の初雷が鳴りだす頃。ポジティブ♪

玉虫備忘録:

 曇りのち雲の多い晴れ。7℃~16℃、44%。言われて気が付いたが、今年のサクラは開花が斑模様です。クローンなのに不思議ですねぇ?

 人間の楽観性も、遺伝的な要因は40%くらいで、残りは生育環境や自分の意図で変えれるんだって。まさに、Human has a Choice.ですね。

 

三田方面に進出す:

 慶応大学の北校舎ホールで、「哲学と幸福学の白熱対話」つうのがあったんす。小林正弥さんと前野隆司さんが短いスピーチの後、白熱の対話を開始して、最後は質疑応答ってなスタイルでした。冷めた目で皮肉ばっかし言うような世相の中、いいおじさんたちが本気で社会を良くしようとしてるって、ある意味感動しますね。

 それでポジティブってのを心理学から、あらゆる学問(社会学政治学、経済学などなど)に広めようとしていまふ。ポジティブ哲学なんてのもあるのかな?ポジティブってのは、元々実証学という意味もあって、この世界にあるものは全てポジティブなんですぅ。

 前野さんは、幸福学の見地から、西洋の「分ける」ことによる価値の理解から、「分けない」ことによる価値の理解への回帰を主張す!いわゆる近代合理主義からの脱却ですね。一方、小林さんは、個から公共への回帰を主張する。一人ではできないことも仲間とならできることもあると。いわゆるコミュニタリアニズム(公共哲学)ですね。そして、それを少しでも科学に近づけようと、データでの実証を試みると。

 そして両者は「悪いところを改める」から、「良いものを追及する」へと180℃コペルニクス的転回を果たすのでしたあああ!そして西洋的な分割と合理主義の行き詰まりを、東洋的な総合と融和により脱却せんと欲す。世界は、タコツボに籠った専門家から、市井の凡人のときめきへと変化していくのでした。このシリーズはあと3回続きますぅ。ジャン