7月5日(日)70年前の今頃を思って、かなーり腹が立ってきた。

 細雨しとしと。終日20℃前後と涼しい。がっ、湿度高志。






 戦争考:

 あれ程勇ましかった日清日露の日本人が、今なぜ戦争が嫌いになってしもたのか?そりは偏に偏差値軍人が余りにも情けなかったからですぅ。江戸時代の家柄から、明治維新第一世代の薩長でなければ軍人に非ずの時代を経て、大正・昭和ではテストの成績で席次順に偉くなる硬直化したシステムが官僚化を招き、机上バカを生んだのが原因です。それで戊申で負けた越後や会津、米沢の貧乏士族も上に行けました。一見公平のようでも、腹のできた大バカもの(大愚)がいないから、やることがみんなせこいんだすぅ。西洋の、まず将官から先頭に立つ「ノブレスオブリージュ」には較ぶべくもなーし!

 ・平時には軍は民を守る。・戦争になると軍は民と一緒に戦う。・不利になると民を盾にする。・最後は上官が下級兵士を捨てて生き残る。ってのが昭和20年の各地での状況でした。特に飢餓の状態に陥ると、まず住民・軍属、それから下級兵士、下士官、尉官、と氏んでゆき、偉い(豪い?)人は最後まで残ります(一部例外を除いて)。机上で精神論ばっかし言ってた人たちですねィ。

 翻って戦国時代を見るに、そこはリアルでロジカルな戦争観が徹底していますただ。織田信長を始め各地戦国武将は、不利なら退き、時が味方すれば攻勢に出る。味方を増やそうと調略に力を入れ、糧道を絶たれれば城主が切腹して配下や民を助けると。こういうリアリティを全部無視して、玉砕主義を煽ったのが勉強バカの軍部官僚たちなんですぅ。何しろ兵士や国民300万人強が餓死したり焼け死んだのは、勉強バカたちが脳内で本土決戦などを夢想していた昭和20年の半年余りの時期なんすから。国民を頃し、国を傾けた大罪と言うべけんや!実は東条さんと並んで岸さんも戦争官僚なんですよね。戦争に意味なんかはねええええええ!

 んじゃ、バカが戦車や戦艦で攻めてきたらどーすんの?そうそう戦車ってのは制空権がないとただの棺桶になるっつう説もあったな。イラク戦争もそーだったが、戦争末期の日本軍もそれで壊滅した。空母を全部沈められて、ラバウルの航空消耗戦で負けた時点で、いくら勉強バカとは言え分かってたはずなんだけど、保身が邪魔をしたのかな?官僚の本質を一言で言えば、それは「保身と出世」だからなぁ。ハレハレ





 追記:

 三国志最後の一大決戦「第一次北伐」では、攻勢だった諸葛亮孔明の軍は、軍の補給拠点である街亭が落とされると「泣いて馬謖を切り」直ちに撤退しましただ。これは2千年近く前のことですぜい。糧道ならぬ油道を絶たれたら、ただちに撤退して停戦するのが筋だしょ?ジビンの思惑、希望、思い込みばっかしが先行してしまう頭でっかちのバカは、過去の歴史さえ生かせませーん。アハハ









 東芝1500億円以上の粉飾か?

 保身と出世つうのは、かくも大きく膨れ上がるのだすぅ。どーすんだろ?ホリエモンの30倍だから30人くらいタイーホが出ても普通じゃないかィ?