1月16日(日)知識はこころを拡げてくれるのでせうか(謎)


 こんにちは。晴れ。列島を寒波覆う。関東は空っ風びゅー
びゅー。











 人間は孤立するのが難しい。自分の意見だと思っていても、
友人や尊敬する知人の意見丸写しってことは良くある。気が
付かないうちに影響されてて、ずーっとそれを自覚できない
ことはありまふ。特に人格識見を尊敬してるとこういうハロ
ー効果はおき易いですぅ。その人の言う事が100%正しい
わけじゃないのにね。これも隠れた同調圧力なのかなあ?















 人間と他の生物の共通点がまた見つかったとか。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0015232
「蚊魚(メダカモドキ?)も大きな数を識別でける。」


 メダカなどの群れる魚は以前から一桁の数を識別でける事は
知られてますた。それが実験を工夫したら100以上のでっ
かい数を識別でけることが分ったとか。この「数覚」っつう
のは脊椎動物共通なんだと。この実験は群れる魚の性質(1
匹にすると不安でしょうがなくて大きな群れに合流したがる)
を利用して数識別訓練を施し、統計的な有意差を検出する事
によって成される。識別する二つの数の比が大きく違ってい
るとき程、有意差も大きくでるようだ。数の瞬間把握力は
大学生と対して変わらんらすい。
















 人間の「数覚」も哲学者、数学基礎論学者などで研究され
てきましたが、序数(指折り数える順序の数)と基数(五と
か十とか固まりで把握する数)のどちらがより本質的なのか
が論争になってきました。序数は経験学習によって習得、基
数はアプリオリに直観で把握という違いがありまふ。手の指
足の指を使って10までは数えれる10進数の起源から序数
の方が優性でしたが、これだと900兆とかの国の借金は数
えれまへんね。とても数えれないような巨大な数も理解でけ
るのだから基数が大本でい!つう意見も根強かったれすぅ。
お魚の数覚は数の比を認識しているようだから、やはし数の
根源は基数だろ?という意見を補強しているような論文です
。しかし、超巨大数も桁数とか対数で数えてるんだい!と
いう意見も死んだわけではな〜い。















 動物の数覚についてもっと尻鯛御仁は(ま、いねーだろう
けど)、「数覚とは何か?」っつう本に詳しく述べられてい
まふ。知識とは何に役立つのか?っつう疑問には、知識が深
まるほど人間の差別意識が薄まっていく(究極でゼロになる
ことは原理的に絶対ないけどね)ということでせうね。ぼく
はそー思いまふ。何しろ昔はちょとした色素の違いだけで人
間を牛や馬のように扱ってた時代もあったのですから。動物
や虫にもこころがあると解ったら、ぼくらはお釈迦様になれ
るでせうか?山川草木悉有仏性。喝!かぁーーーっつ!!!











数、時間、空間、意識、身体つうのが哲学の五大要素なーり。








プッ