10月4日(土)しあわせは他者に宿る。

 曇りときどき雨。20.5℃~25.1℃。71%。夏日なり。

 都の新型コロナ定点把握:第38週の1医療機関当たりの平均感染者数は4.06人(-0.92)とやや減少する。インフルエンザは1.00人(+1.49)と増加する。

 第39週のコロナ1医療機関当たりの平均感染者数は3.62人(-0.86)とやや減少する。インフルエンザは1.96人(+1.96)と大きく増加する。

 

 しあわせ考:
 しあわせとは、目指すべき状態なのか、はたまた目指している最中のプロセスなのか?は人それぞれ。
・状態:充足していて過不足ない。不満が無い。世界を美しく神秘的に感じる。木漏れ日が美しい。苦痛や障害がない。などなど。
・プロセス:夢中になって取り組んでいるとき。楽しんでいるとき。対象に没入するとき。無我の境地。苦悩からの解放。長年の難問に見通し。難関突破。などなど。
しあわせの素はあるのか:お金、称賛、達成感、信頼される、共感、一体感、和む感じ、健康、などなど。
 結局ひとそれぞれで「自分がしあわせと感じれば、それがしあわせ」なんだという極めて主観的なもの。しかしそれは他者との比較によって大きく影響されることも確かです。みんな一緒に貧乏ならそんなに不幸せでもないが、金持ちの中の中流は不幸かもしれません。収入が増えても皆の増え方より少なければ不幸ですが、収入が減っても皆の減り方より少なければしやわせだという研究もあります。即ち相対的な世界。

 それなら世界の資源をあまり使わないで、皆がしあわせになる方策がありそな気がするこの頃。日本のGDPが急増した時期でもしやわせ感はフラットといふ研究もあります。安全・衛生・娯楽がある程度保障されれば、あとは周りとの比較がしやわせ感の大本なら、社会のフラット化がイイのかもしれません。でも、挑戦意欲がバリバリな若人はそれじゃあふしやわせなんだろうな?両立しないディレンマなり。

 個人的な経験では、孤独の時はいくら状態が良くてもしやわせ感が薄い。一人では何を見ても何をやっても面白くないことが多い。逆に他者の中に生きるときは何を見てもやってもしやわせ感が溢れると。