3月25日(日)日本人の美意識の変遷。

 快晴!7℃〜19℃、28%。花粉やや多い。桜は木によってバラツキはあるが、ほぼ満開♪




 南方熊楠の気概とは:反権威主義の権化。


 日本通で知られた当時のロンドン大学学長に招かれ、懇談した折に彼の日本理解の欠点を指摘した。彼は一介の学徒から侮辱されたと思い、烈火のごとく怒り出しました。「日本ごとき未開国から来た野蛮人には、外国の長老に礼を尽くすことができないのかっ!」と。

 この時熊楠は臆せずに,次のように正々堂々と反論したと言います。

 「相手が高名な学者じゃからちゅうて,間違っちょるもんを正しいと、心にもない世辞を並び立てるような未開人は、イギリスにはいても日本にはおらん!誤りを正すほどの気概もない卑屈な奴など生きておっても何の益もない!」と。このときは喧嘩別れになりましたが、総長が後で思い返すと熊楠の言うことは正しいと、率直に謝りました。それ以来、生涯の友人になったとか。



 また、その時に、こうも付け加えたと: 「権威に媚び、明らかな間違いを不問にしてまでへつらい追従する者など、 日本には居ません。(There is no one in Japan that follows someone else silently, flattering an authority and not questioning clear faults.)」

 昨今の官僚や陣笠議員の権威に忖度する振る舞いを見て、明治の気概を思い起こすなり。そもそもソーリからして、米国の大統領には、口答え一つしないから、舐められっ放しですぅ。醜い、醜い、醜い、その態度醜悪の極みなり!熊楠を見習って、軍国の日本よりか、権威にへつらわない日本を取り戻そー!ドヤ