1月24日(水)屁っへへへ

 快晴!午後少し雲出る、でもさぶいですぅ。−1℃〜7℃、27%。




 世相とは:メディアが検察官のようになり、週刊誌が探偵になると。

 思いついて青空文庫にて、「草枕」を読み直す。ターナー好きなところを読みたかったのですが、人の屁を数える探偵の話あり。これは、まさにはっきりと申し上げれば、この探偵は某週刊誌の如し。尻にへばりついて、いつ屁が出るか監視している。屁がでたらそれを録画録音し、世上に晒し上げ、収入を得ると。卑しき限りなり。1億総金棒引き?テケスはネットの普及で1億総評論家になった為だとゆうているが、「んじゃ、お前がやってみろ」とゆわれても、人の尻を追うのにも限度がある。やはしプロフェッショナルとゆうべきか?タハッ

 漱石は、講演でも屁の話しをしているらすい。「もし吾輩がこの壇上で、大きな屁を放ったならば、日本の諸君は大笑いするであろう。偉そうな弁士と放屁の段差に面白みを感じるからであーる。すかす、これが西洋なら(主にエゲレスかな?)道徳的失態として顰蹙を買うであろうね。」と。エゲレスには少し偏った思い込みがあるようだ。

 屁で突然思い出したのであるが、秀吉の逸話(実は落語の噺)で曽呂利新左衛門が屁をひって頭をペシャリと叩かれた。そこで新左衛門は「屁を放って、国二ヵ国を得たりけり頭播磨(ハリマ)で尻が備中(ビッチュウ)」と返して、2か国に2千石を拝領したとか。時には頓智で、時には揶揄で主君を慰める慣行は、西洋の宮廷道化師のようだなと思いましたっ!ヘヘヘヘヘ