12月20日(水)鬼も十八番茶も出花、男も六十丹田も出腹。

 青い空に白い雲ぷかぷか、の晴れ。3℃〜9℃、35%。昼間もさぶい。プールだん、ウォーキングだん、銭湯だん。ホワホワーン



 数字も好き好き:

 昔から数字というのは信仰の対象になったり、占いの手段になったりしてました。数字オタクはあらゆる数字で割り切れない数の素@素数なんかに目がありませんが、身体性(指の数?)に基づいた5や10が好きな人もおります。そして、あらゆる数の大本たる、「1」の解明に生涯を捧げたフリードリヒ・ルートヴィヒ・ゴットロープ・フレーゲなんて人もおりますただ。

 すかす、人類が1番好きな数字は、何と言っても「12」でしょうね?十進数の元たる10でもないし、素数である11でもあーりまへん!2でも3でも4でも6でも割り切れる「12」なんですぅ!な、なぜなんだあああ!人間は手の指が12本あるわけでも、頭の毛が12本足りないわけでもありまへん。

 これはひとえに、天体の運行と関係すると断定せざるを得ないんですぅ。すなわち、人類が大好きな太陽と月の運行の関係なんですぅ。人は皆、むかしから天文オタクだったんですぅ。太陽が一回りする(太陽を地球が一回りするかな?)1年は、12カ月で、これがすべての基となった。そして1日は24時間(12x2)で、1時間は60分(12x5)、1分は60秒(12x5)という12進法がでけたんだすぅ。すべては天体観測に基づいた暦が大本だったんですぅ♪

 干支の12支(東洋)や星座の12座(西洋)、仏教の12神将(東洋)やキリスト教の12使徒(西洋)、仏教の12因縁から西洋音楽の12平均律、12人の怒れる人々(陪審員)から武田12将まで、イロエロな12が多いですねィ。特に現在世界を席巻している英語での単位は12が多いでげすげす。1ダースは12個、1グロスは12ダース、12グロスは1グレートグロスとか、1シリングは12ペンスとか、英語の古典は12進法を知らないと理解でけまへんのや。

 そして12進法の派生たる「60」は12の5倍ではありまふが、1,2,3,4,5,6(10,12,15,20,30,60)のなんでも割り切れる、極めて融通性のある数字なんですぅ。何にでも割り切れない頑固な素数と、融通無碍な60進数が相まって人間社会の計数を担っておるんじゃあああ!エライッ!